岡山のスーパー工務店で建てる高気密・高断熱の家づくり

妻と僕とうさぎで暮らす、岡山での高気密・高断熱の注文住宅をスーパー工務店で建てるまでの記録的ブログです。

今住んでいる借家について③ 不満点

今の家について語るシリーズ、最終回は不満点です。
今の家に不満が無ければ、わざわざ新築することもないわけで・・・。
何かしら不満があるのです。


○夏暑く、冬寒い。
前回書いた通りです。
部屋は季節相応の温度だと思いますが、特にお風呂が寒い!


○庭が無い!
当然ですが^^駐車場は建物のすぐ脇なので、近くて不満はないんですが、植物を植えたり、なんかしたり、洗車したりできるような庭がありません。


○上に誰かが住んでいて、どんどんとたまに音が聞こえてくる。
上の人、うるさくなく、むしろ静かな方だと思うんですが、天井薄すぎて掃除機かける音や、つい思いっきり踏みしめてしまった音、なんか落としてしまった音なんかがたまに聞こえてしまいます。



○車がすれ違えない狭い道を通らないといけない
これは毎日のことなので、結構ストレスです。
そんなに頻繁に待つようなこともないんですが、たまになかなか上手いこといかない時があったりします。


○玄関がしょぼい・・・。
郵便物を受け取るための箱?みたいなものがなく、ドアに突っ込まれたものがそのまま下に落ちる仕様です^^
今は箱を引っ付けて受け止めるようにしてますが、たまに入って無くて下に落ちてたりします。
それからもの凄く狭いのに結構高さがあるため、使いにくい玄関です。


○お風呂に換気扇がない
通気口みたいなものはありますが、換気扇がないため、自然換気です。
ジメジメした季節はなかなか乾かないです。


○キッチンが古い
昔の賃貸感満載のキッチンです。
下の収納も引き出し式ではないので、ちょっと使いづらいです。
上にも収納があるので、収納量は結構ありますが。


○床がしょぼい
キッチンの床はフローリング風のクッションフロア。
リビングはおっきい絨毯敷いているのでいいですが。
裸足だとペタペタした感触で、安っぽいです^^


○窓がシングルガラスでアルミサッシ
昔の家はどこもそうだと思いますけど・・。
断熱性は無きに等しいです。


○賃貸である!
やっぱりこれです。所詮、人のモノを借りているという感じ。
自分の好きにできないし、なんか常に気を使ってる感。
家賃も毎月払わないといけません。
(新築でも住宅ローンを払いますが、そのうち終わる)
自分の家が良いですね~。


とまあ、不満をつらつら述べましたが、悪くない家だと思ってます。
実家から出て初めて自分達で借りて住んだ家です。
結婚が決まって、一緒に不動産屋さんを回って、見つけて、いろいろ家具とか買って組み立てて・・・。


住んで1年半ぐらいですが、それなりに思い入れも、思い出もあります。
新しい家に移り住んでも、たまに思い出すだろうなあ。
引っ越しまでは、まだ半年近くあるので、もうちょっと住まわせてもらいます。

今住んでいる借家について② 暑さ寒さなど

今の家は築20年を超えてますが、意外と暑くなく、寒くないです。
とは言っても、築30年近いうちの実家と比べての話ですけど・・・。


もちろん夏はエアコン無いと暑いですが、窓を開けておけば空気が抜けるので、そこまで暑くありません。
南からの直射日光が当たりにくいせいもあるかもしれません。


冬は寒いですけど、暖房無しで息が白くなるほどではありません。
基本的に石油ファンヒーターで暖をとっています。
寝る時にはうさぎ用にエアコンを付けて寝ます。


日当たりは、リビングの大きな窓が東側なので、朝のリビングと和室は明るいです。
キッチンは西寄りなので、西日があたって、夕方ぐらいが明るいです。
玄関は暗いですが、一応ドアの上がすりガラスになっているので、少しは外の明かりが入ります。
夜は、玄関先の蛍光灯が勝手に付くため、電気消しててもうっすら明るいです。


窓を開ければ空気が通りますが、閉め切ると当然ですけど暑くなります^^
誰かが家にいる時は良いんですが、寝る時や出かける時は窓も閉め切らないといけないため、エアコンに頼らないといけないことも多いです。
うさぎがいるため、人間だけよりエアコンを使う時間が長くなってしまいます。


冬のお風呂場が寒いです。
浴槽はステンレス製の古いタイプ。
深くて幅が狭いので、ゆっくり足を伸ばすことはできません。
浴槽がステンレスのせいか、底からお湯がどんどんぬるくなっていくのがわかるぐらいです^^
夏はいいんですけど、冬はつらいですね。


そんな具合の暑さ寒さ事情です。
家中が快適な温度で、光熱費もそれほどかからない家に憧れます(^.^)


次回は今の家の不満点について書こうと思います。

今住んでいる借家について① 間取り

今の家はコーポで、4世帯が一つの建物に住んでいます。
真ん中に階段が付いていて、左右に1世帯ずつ。
階段登って、左右に1世帯ずつです。
なので、同階の隣同士は、あまり引っ付いてないので、隣同士はあまり気になりません。
うちは1階です。
不満だらけというわけでもなく、まあまあ良い家だとも思いますが。
そんな今の家について、いくつか書いていきたいと思います。


※画像はイメージです


間取りについて



狭い玄関を入ると、狭くて短い廊下があります。


その廊下がキッチンと洗面脱衣所と和室に面しています。
キッチンと和室がリビングとつながっています。
リビングと和室には、大きな掃出し窓が付いていて、外に出られます。
外は物干しスペースと、プランターでちょっとした家庭菜園が出来る程度の広さがあります。


キッチン、和室、リビングはそれぞれ6畳。
キッチンとリビングは、引き戸で仕切ることが可能。
リビングと和室はふすまで仕切ることが可能。


脱衣所からトイレ、お風呂に繋がっています。
トイレはちょっと狭目ですが、窓がある。
お風呂も狭いですけど窓はあります。


この間取りの良いところは、玄関から和室→リビング→キッチン→玄関と、全て繋がっているので、どちらからでも行けるいわゆる「回れる動線」が確保されているところです。
また、洗面脱衣所にある洗濯機から、物干し場まで近いです。


基本的に平屋のようなものなので、家の中をドタバタ動き回らなくていいため、動線は楽ですね~。
狭いだけともいえますが 笑


ちなみにうさぎさんは、リビングにドーンとエリアをとってあります^^


それからこれは便利なんですが、玄関の外、すぐ横にドアがあって(施錠できます)中に物を置けるようになってます。
灯油とかあんまり使わない季節ものとか、家の中に入れたくないようなものを置いておけます。


長くなったので次回へ(^_^.)

天井が貼られてました。小上がりゾーンの下地が出来てました。

10月の3連休の初日。
一週間ぶりに我が家を観に行きました。


外壁施工が始まっているのか!?


そんな期待を胸に行きましたが、まだデルタベントで真っ黒なままでした^^
ただ、縦胴縁が貼り終って、デルタベントが二重になってるようです。
縦胴縁が貼られる前の見た目と全然変わりません(^_^.)


中に入ってみると、先週貼られてなかったところの天井も貼られてました。
それからリビングの小上がりゾーンの下地が組んでありました。



小上がりゾーンは6畳と、広めにとってあります。
下地が出来て、広さ具合がよくわかるようになりました。


2階に上がってみると、天井だけじゃなく、床にも石膏ボードが貼られていました。


僕等が行った時は、既に天井が貼られた後だったので確認できませんでしたが、岡山のスーパー工務店の建築日誌によると、1階の天井部分は吊天井となっていて、2階の衝撃音が1階に伝わりにくいようになっています。


※日本の石膏ボードシェアの約80%を誇る吉野石膏のタイガーボードです


今のコーポも、実家も、2階のドンドンいう音が凄く聞こえるので、それが無くなると思うと嬉しいです。
他の住宅会社でも当たり前なのかもしれませんが(^.^)


笠木や幅木の材が届いてました。
未開封ばかりだったので、中身を確認することはできませんでしたが。


床材はまだのようでした。
床材も楽しみです。
ちょっとずつですが、だんだん出来上がっていくのが嬉しいです。


※窓枠とのわずかな隙間にも吹付断熱材を塗布してます。


それから、お風呂の手摺りとか付いているのかどうか、位置はどうか?
前に見た時に確認し忘れてましたが、今回見たら、ちゃんと指定した位置に、縦の手摺りが付いてました。
照明もダウンライトから普通の壁付けに変更した通りになってました^^
鏡無し、壁面棚なし。
床はタフロア。戸は引き戸。


壁の色も指定通り。
間違いありませんでした(^.^)

設備はなるべくシンプルに④ 換気システム

シンプルシリーズの最終回は、換気システムについてです。


最近の新築住宅は、24時間換気が義務付けられています。
シックハウス対策のための措置だそうです。
高気密高断熱の家は、隙間があまりないため、閉め切っている状態だと、換気がしっかりしていないと、空気が綺麗になりません。
窓を開ければ、おのずと換気はできますが、寒い冬の季節や、冷房を効かせている夏の時期にはなるべく窓を開けたくありません。


そのために機械による換気を行います。
第一種換気や、第三種換気とかがあります。


※画像は借り物です。


第一種換気は給気も排気も機械が行います
第三種換気は給気は穴から、排気だけ機械で行います
詳しい解説は検索してもらえれば簡単に見つかりますので割愛しますが、第一種と第三種、どちらが良いと思いますか?


両方機械で制御する第一種換気のほうが優れているような気がします。
多くの第一種換気は、全熱交換と言って、外気と内気の温度の差を埋める機能があったりします。
冬は外の寒い空気をそのまま取り込むのではなく、中の暖かい空気から熱をもらってから、室内に入れるというようなことをします。


※画像は借り物です


機能だけを見ると、第一種換気のほうが優れている気がします。
しかし、どうしてもこういう機能が付いている分、大がかりなシステムになってしまいます。
導入コストも高くなってしまいます。
もし故障したら、全ての換気に影響が出ます。
確かにランニングコストは抑えられるらしいです。
でも導入コストとの差を埋め合わせるには、もの凄い長い年月、故障なく動かないと元が取れない計算になるらしいです。


それに対して、第三種換気の場合は、給気口があって、排気するそれぞれの場所に換気扇のようなシンプルな機械があるだけです。

※画像は借り物です


冷たい空気はそのまま入ってきますが、給気口の位置をいつも過ごすような場所のすぐ近くに置いてない限り、中の暖かい空気と混ざってすぐ温められるのであまり気になりません。
この時に生じる熱のロスは、わずかなものです。
極寒地ならまだしも、岡山ぐらいの地域では、そこまで気にすることはありません。


機械としても換気扇のようなシンプルなものなので、故障しにくいですし、一個壊れても、他が動いていればあまり支障がでません。
導入コストも安く抑えられますし、メンテナンスが楽です。
一見便利そうに見える設備も、長い目で見てよく考えて、導入するかしないかを決めないといけないと思います。
今のところは、岡山で家を建てるには、第三種換気がベストな選択であると思いました。