岡山のスーパー工務店で建てる高気密・高断熱の家づくり

妻と僕とうさぎで暮らす、岡山での高気密・高断熱の注文住宅をスーパー工務店で建てるまでの記録的ブログです。

2023年1月の電気代について

立春を迎え、寒さのピークは超えたかなという日々です。
さて、1月は10年に1度の大寒波の到来もあり、かなり寒かったと思います。
比較的温暖と言われる岡山県南部でも、雪がうっすら積り、交通機関が混乱するということもありました。
北部では記録的な大雪となり、結構大変な思いをされた方も多かったと思います。


そんな中、寒さをしのぐのに頼りになるのは暖房ですが、燃料費の高騰のあおりをくらい、電気代が信じられないほどの金額になってしまっているという声を多く聞くようになりました。
特にこの12月、1月は、エアコンなどの電気を使った暖房機器を多く使った家庭では、かなり高額になったと思います。
燃料費調整額の単価も毎月のように上がり続けているので、使用電力量が多くなった上に単価も上がっているため、12月や1月の金額上昇でびっくりされた方も多かったようです。
特にオール電化の場合、燃料費調整額の上限ないプランにしている方がほとんどだし、給湯も電気を使うので、ほんとに考えられないような金額になってたりするようです・・・。


うちは早くにこの燃料費調整額の上昇がヤバいことに気が付いて、燃料費調整額の上限がある中国電力の従量電灯Aプランに切り替えていたため、そこまで大きな金額上昇はありませんでした。
しかし去年の同月に比べると、明らかに単価はあがっているので、去年と同じような暖房の使い方をしていては危険だと思い、多少快適性は失われるものの、エアコンの使用方法を変えることにしました。


具体的に言うと、1階リビングのエアコンのみを24時間運転し、小屋裏エアコンは稼働させないで、どうしても寒い日の夜間のみ付ける、というやり方です。
この方法で12月の電力使用量は430kWhで、前の年から約25%減となりました。(金額は2000円ほどしか安くなってなかったけど)
そして1月も同じようにしました。(大寒波の時は小屋裏エアコン付けました)
それで1月の電力使用量は585kWh、19764円と、前の年から30%も減らすことができました。
(金額的には約4000円減)
他の燃料費調整額の上限なしの電力会社だと、燃料費調整額の単価が15円とかあったりしますので(中国電力の従量電灯Aプランだと3.19円)585kWhだと9000円近く高いということになります。
先月と合わせると、おそらく1.5万円ぐらい違ってくるし、来月分もそれなりに違うと思います。


今月分からは、政府の補助政策が反映されるので、燃料費調整額の単価が7円ほど下がります。
今月分よりは来月分の方が電気代が下がると思いますが、それでもまだまだ高いですね。
しかも夏ぐらいには中国電力も3割程度値上げするみたいで、いよいよどうしようもなくなってきます・・・。


太陽光発電が付いてる家が羨ましいですが、それでも少ない電力量で充分暖かく過ごせる高気密高断熱住宅のおかげで、なんとか物凄く高い電気代にはならずに済んでいるので良かったと思います。

電気代高騰とエアコンの使い方変更

燃料費調整額の上限撤廃等による、電気代の高騰に歯止めが効かないこの頃ですが、古巣の中国電力の従量電灯プランに変更してから、ひとまず燃料費調整額の上限は今のところ気にせずに済んでいます。
ただ、中国電力は、日々の電気代や電力量を、リアルタイムには教えてくれない(月締めごとに後で日別の電気代を観ることはできる)ので、電気代が決定するまで、どれぐらいかかっているのかを知る術がないのが不便です。
いつもなら小屋裏のエアコンも24時間運転にして、家中快適な温度にするところでしたが、寝る時か、ゲームする時か洗濯物干す時ぐらいしか2階は使わないので、なるべく節電するため、よっぽど寒い時以外は小屋裏エアコンは使用しないことにしました。
使う時も、寝るちょっと前ぐらいから付けて、朝起きる頃には消すという使い方にしました。
また、1階リビングのエアコンの温度設定も、21℃~21.5℃ぐらいに留めて、そこまで温くしないようにしました。
(そこまで寒く無い時は付けたり消したりしてましたが、12月の半ばを過ぎた頃ぐらいからは24時間付けっぱなし)


その結果、12月の電気代は、14153円、電力量は430kWと、去年の同時期よりも抑えることができました。
電気代が上がっているので、料金的にはわずかな減り具合ですが、電力量としてはかなり抑えられてます。
(去年より約150kW減。平年より約100kW減。それでも電気代は去年より2000円ぐらいしか安くなっていない。)


この季節になると、最低気温は氷点下になるのが当たり前で、最高気温も10℃前後。
それでも天気が良いと2階は17℃台までは上がり、夜は15℃ぐらいで、朝でも14℃台ぐらいで踏みとどまっています。
実家などに比べると、布団から出るのも全然億劫ではありません。
ただ、2階に洗濯物を干しているので、乾き具合があまりよろしくありません。
扇風機を回して少しでも早く乾くようにはしています。


今年の春に中身を交換してもらって復活した1階リビングのエアコンのパフォーマンスが明らかに去年より良く、2階が無暖房にも関わらず、1階だけは充分に温めてくれています。
もっとも、2階に暖気が逃げないように、階段の上に突っ張り棒を付けて、その下に床までの長さの布をカーテンのように敷き、暖気の上昇をブロックするようにしています。
これが結構効いているようで、カーテンの上と下では、明らかに温度差があります。


寒さが本格化する1月、2月・・・。
おそらく電気代は2万円を超えると思いますが、なんとかその程度で凌いで春を迎えたいと思います。
しかし、春には電気代が3割ぐらい上がると言っています。
またなるべく安くなるような電力会社を探さねば・・・。

電気代の高騰継続中

この春、LPIOでんきが電気事業からの撤退を発表し、電力会社の変更を余儀なくされた話をしました。


電気代(燃料費調整額)の高騰について①(LPIOでんきの電気事業撤退)


電気代の高騰について②(燃料費調整額がヤバい!)


電気代の高騰について③(電力会社の再変更)


その後、なんとかソフトバンクでんきの自然でんきというプランに落ち着き、燃料費調整額も上限ありで、電気代の単価も比較的抑えられたので、一安心していたんですが、その後ますます燃料周りの状況は悪くなり、ソフトバンクでんきも11月から燃料費調整額の上限を撤廃すると発表がありました(・_・;)
その額1kWh辺り約11円!
それまでの上限が3.19円だったので、8円ぐらいの大幅な上昇!
400kWhの電力消費量だったとすると、3200円も差が出ます。
実際は基本単価の差があるので、もうちょっと差は小さくなるとは思いますけど。
さらに12月、1月、2月と、電力消費量の特に多い冬場に向けて、更なる値上がりも予想されます。


そこで仕方なく電力会社の変更を検討。


もう燃料費調整額に上限があるのは、中国電力ぐらいしかなくなってしまいました・・・。
しかしその中電も、すぐに上限撤廃を発表するかもしれません。
ひとまず11月分の発表を待ちました。


10月に入ってから、ようやく発表があり、11月分はひとまず3.19円で上限ありということがわかりました。
そこで電力会社の乗り換え手続きをWEBからしようとしたんですが、なんとWEBからでは従量電灯のプランには変更できず、燃料費調整額上限なしのプランにしか変更できないようです。
いろいろ調べましたが、電話でなら変更できるとのこと。
なぜこんな隠すようなことをするのか 笑


電話するとすぐに繋がり、オペレータさんと口頭でやりとり。
番号とか口頭で告げるのは実に面倒だし、すでに熟知している情報をいちいち説明してくれるのも面倒です。


電話口だと、使用する電力量に応じて、プランを提案してくれるんですが、従量電灯は外されてます。
こちらから燃料費調整額の上限がない従量電灯にしたい旨を告げると、ようやく従量電灯のプランで契約できました。
ただ、これからまた上限が撤廃されるかもしれませんよとは言われましたけどね。
いつ上限が撤廃されてもおかしくない状況です・・・。
そうなったら、また変更するまでです。
面倒ですけどね~。


そんなわけで、紆余曲折ありましたが、古巣の中国電力に戻りました^^
ひとまずこれで、11月は大丈夫です。
それでも去年に比べたら、随分値上がりしてるんですけどね・・・。

電気代の高騰について③(電力会社の再変更)

電気代の高騰・・・電力会社の変更・・・。
中でも要注意案件は、燃料費調整額ということが分かりました。
燃料費調整額とは、簡単に言うと、燃料費は世界情勢に影響を受けて変動するので、その分を電気代にも調整して反映しますというもの。
詳細な説明は検索してもらえば良いとして、この単価が毎月変動します。(燃料費が安い時はマイナスにもなります。)
これがここのところ、毎月のように上がっていっているのです。
電力会社によっては、この単価に上限を設けているところもあって、そこでは今は高止まりしているような状況です。
中国電力やauでんきなんかは上限があるので、ここのところ1kWhあたり3.19円で高止まりしています。
ところが、ここのところ、他の地域の大手電力会社や、新電力会社なんかでは、この燃料費調整額の上限を撤廃しています。
Looopでんきや楽天でんきなんかも撤廃を発表しています。
基本料金は中国電力より安いですが、この燃料費調整額の差で、中国電力より高くなってしまっているかも・・・。
しかも9月以降もしばらくは上がり続けるだろうと言われています。
これは、値段に反映されるまでに数か月の時差があるため、ここにきて、ロシアのウクライナ侵攻の影響が反映されてきたからだと思われます。
今までは、電気の基本使用料を比較して電力会社を選んでいましたが、これからは燃料調整額の上限があるかないかが非常に大きなポイントになってきそうです。
これは電力会社の比較サイト(例えばエネチェンジなど)では、考慮されていない場合が多いため、単純な比較が出来なくなっています。
ぜひ、燃料費調整額の上限の有無に注目して、電力会社を選ぶようにしましょう。


僕も新しい電力会社を探しました。
中国電力にすれば、ひとまず燃料費調整額の上限があるので、他にいいところがなければここにします。
それでいろいろ探した末に、ソフトバンクでんきにたどり着きました。
うちはネットもソフトバンク光で、スマホはワイモバイルです。
ここのおうち割を使えば、1台につき毎月110円の割引きになるらしい・・・。
ネットとの組合せで、すでに1台につき1100円の割引は既に付けてあるため、そこまで安くはならない・・・。
そこでもう一つの別プラン、自然でんきというものがありました。
こちらは基本使用料金設定なしで、使った分に応じて1kWh辺り25.46円ぽっきり・・・。
え?安くない?LPIOでんき並。
確かにあまり電気使用量の多くない家庭なら、中国電力みたいな3段階方式のおうちでんきプランの方が安くなるかもしれません。
でもうちは、夏とか冬は、結構電力使うので、絶対自然でんきの方が安い。
しかも燃料費調整額は中国電力と同じで3.19円の上限あり。
なぜLPIOから変更する時に見つけられなかったかが悔やまれます・・・。
こちらのプランは、ソフトバンク光や、ワイモバイルの恩恵は何もないけど、今のところ他の選択肢は考えられないです。
しかもこのプランだと、名前の通り、使う電気はなるべく自然由来のエコなものを使っているそうです。
すぐに申し込みました。
8月末で切換え予定です。
もう1月早く気付いていれば・・・。
7月、8月は、結構電気代高くなりそうです。


というわけで、皆さんも一度、電気代の明細を見てみて、燃料費調整額を気にしてみてください。
地域によって、上限の単価は違いますので、各自で調べてみてください。
こういう事態になると、常々太陽光発電がある家庭が羨ましいなあと思いますが、こればっかりは仕方がないです。

電気代の高騰について②(燃料費調整額がヤバい!)

5月末に無事にミツウロコでんきに変わりました。
LPIOでんきよりは多少上がったものの、中国電力よりは安いので、仕方ないかなと思います。
毎日の電気代が、リアルタイムで見られない(1か月前からしか見れない!)などのストレスはありつつも、電気は問題なく使えてました。
6月末で1ヶ月分の検針結果が出て、初めてミツウロコでんきからの電気代が決定しました。
梅雨前のおだやかな季節なので、大した使用料でもなく、普通の電気代。(233kWhで7293円)
ちょっといつもよりは高いかな?でもそれはLPIOでんきじゃなくなったし、再エネ賦課金とかも去年よりは上がっているだろうから、こんなもんかな?と思っていました。


8月の頭に、8月分の燃料費調整額のお知らせがホームページに掲載されていました。
一応目を通すと、燃料費調整額の単価が載っています。
ふむ・・・とその時は何も分からず。
7月にも7月分の燃料費調整額のお知らせがアップされています。
そちらも見る・・・ふむ。
ん?なんか8月はえらく上がっている?
7月、5.46円。8月、7.03円。
これって、500kWh使ったとしたら、7月は2730円、8月は3515円・・・え?結構高くない??


6月の明細を見てみる・・・。
電力消費量、233kWh
燃料費調整額の単価は4.21円
1月につき、1円以上上昇していっている・・・。
でもこれは、電力会社どうこうじゃなく、全体の話なのでしょうがないのか??


ちょっと燃料費調整額というキーワードで調べてみました。
すると、上限撤廃!なるワードがちらほらと・・・。
電力会社によって、上限がある場合とない場合がある!?


じゃあ、ミツウロコでんきは上限があるのか?
試しに中国電力の燃料費調整額を調べてみると、ここのところずっと3.19円で固定となってました。
つまり、中国電力は上限があり、すでに上限に達している状態だということ。
(夜間の電気代が安くなるプランなど、一部の新しいプランでは上限がないので注意が必要)
ミツウロコでんきは、上限がないということ!
まさかの市場連動型ってこと?
(厳密にいうと市場連動型とは、電気の取引価格の影響を受けて値段が変動するもので、燃料価格の影響を受ける燃料費調整額とは違うので、市場連動型という言い方は正確ではないのかもしれませんが、結局燃料価格の影響を受けるということで、世界情勢に連動していることは間違いないでしょう。)


このままどんどんと上限無く上がっていったとしたら、冬の電気代とか酷いことになるんじゃないかと危機感を抱き、すぐに電力会社を変えるべく、他をいろいろ探すことにしました。


続きます・・・。