岡山のスーパー工務店で建てる高気密・高断熱の家づくり

妻と僕とうさぎで暮らす、岡山での高気密・高断熱の注文住宅をスーパー工務店で建てるまでの記録的ブログです。

クッションフロアではなくフロアタイルを使ってみての感想

多くの住宅会社では、トイレの床や洗面脱衣所の床は、クッションフロアを採用していると思います。
なかには他の部屋の床と同じように、フローリングにする場合もあると思います。
水回りでフローリングにすると、どうしてもお手入れが大変な気がしますね。
綺麗に保つためには、頻繁に掃除する必要がありそうです。
クッションフロアの良いところは、水を吸収しないので、サッと拭いてしまえば良いというところと、コストが安くすむところです。それからたくさんのデザインの中から選ぶことができます。

※小屋裏の床はコスト削減のためクッションフロアです。写真で見ると結構リアルですが、触るとフカフカしてます。


多くの住宅会社が、当たり前のようにクッションフロア前提で話を勧めてくると思います。
クッションフロアが特段良くないということではなくて、実は他にも選択肢はあります。
タイルや大理石というわけにはなかなかいかないでしょうけど^^


クッションフロアよりは値段は少し高いですが、タイルとかよりはずっと安価なもので、フロアタイルというものがあります。
フロアタイルは塩ビ素材のタイル床材です。
クッションフロアと同じように、表面に凸凹を付けて、プリントしたものです。
クッションフロアに比べると厚みがあって、硬いです。
見た目はかなり本物の木や石に近く、遠目から見ると本物に見間違えるほど。
(固定資産税の調査員が本物のフローリングに見えたためわざわざ触って確認してたほど)
クッションフロアより硬いので、傷も付きにくく、水も染み込みません。



うちはトイレの床と周囲1mぐらいの高さの壁に木の板のようなデザインのもの。


それから脱衣所の床も木の板のようなデザインのフロアタイルです。


それとキッチンの床はオレンジのテラコッタ調デザインのフロアタイルです。


もう1点、洗面台の壁、両サイドの高さ1.3mぐらいのところまでに、白いフロアタイルを貼っています。


フロアタイルは、クッションフロアに比べて硬いです。
クッションフロアは、ちょっとフカフカした感触があると思いますが、フロアタイルはそれがありません。
無垢のフローリングに比べると、暖かみはありませんが、家自体が暖かければ、スリッパを履かないと冷たいということはありません。(家が寒いと冷たいかも)
キッチンのテラコッタ調のタイルは、ペタペタとした足触りで、本物のタイルに比べると冷たくないし硬くないと思います。


良く見たり、触ると偽物とわかりますが、クッションフロアに比べると本物感が強いです。
それに1年半だとあまり差はないと思いますが、クッションフロアに比べて圧倒的にタフです。
大体10~15年を境に、クッションフロアの床は、どこかしら傷んで来てしまうと思います(うちの実家がそうです)
特にクッションフロアは、ひっかき傷に弱いですね。尖ったものがひっかかるとすぐ目立つ傷になってしまいます。
ですがフロアタイルは強いです。メンテナンス性は抜群です。


クッションフロアの安っぽさが気に入らない場合や、長い事綺麗なままで使いたい場合は、フロアタイルという選択肢もあるので、ぜひ検討してみてはどうでしょうか。

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