岡山のスーパー工務店で建てる高気密・高断熱の家づくり

妻と僕とうさぎで暮らす、岡山での高気密・高断熱の注文住宅をスーパー工務店で建てるまでの記録的ブログです。

入居前WEB内覧会⑤ ダイニング?ウサギゾーン?

前回に引き続き、LDKです。
小上がり以外の部分の、フローリングの部分です。


小上がりの部分と、壁の間には、うさぎ用のサークルを置いて、その中にウサギ(はやちゃん)が陣取ります。


※テーブルは置かない予定です。これは完成見学会用に工務店が用意したテーブルとイスです。


うさぎは何でも齧ったり、穴を掘ろうとホリホリする習性があるため、囲いとマットが必要です。
サークルで囲ったエリアなら自由にうろちょろできるようにしています。
また、人が入って撫でてあげたり、遊んだりできるぐらいの広さ(2畳ぐらい?)を確保しています。


フローリングのエリアには大きな掃出し窓が付いていて、庭にそのまま出ることが出来ます。

この窓はYKKAPの樹脂サッシで、我が家で唯一、トリプルガラスの断熱仕様となっています(他はダブル)。
熱のロスが大きくなりがちな窓ですが、この断熱窓で熱の損失を最小限にとどめます。


1階唯一のカーテン。
落ち着いたベージュのようなグレーのような色で、素材はちょっとガサガサした手触りです。
適度に色むらがあり、のぺっとした感じにはならないです。
壁紙が柄物なので、カーテンは無地のものを選びました。
遮光カーテンだと、昼間にカーテン閉めると暗くなりすぎる為、普通のものです。
旧宅は遮光カーテンを使ってましたが、昼間でも閉めると電気が必要なぐらい暗くなってました。
昼間に本気で眠ったり、暗くして映画を観たりするようなことが無いならば、遮光性は不要かなと思います。
レースは適度に模様があるもので、特に癖はありません。
安っぽくなくて良い感じでした。


南側に面しているため、日中はとても明るい空間になります。
夏の日差しがどこまでなのかがわかりませんが^^
その場合はオーニングなどの日除けなどで遮熱しようかと思います。
たてすはちょっと洋風な外観に似合わなさそうなので^^


壁紙は木蓮の柄の紙製の輸入クロス。

光沢があり、絵も立体感があって、絵画の様な質感です。
適度に緑色やピンクのような色味が入っていて、白を基調としながらも、真っ白にならず、気持ちの良い色具合です。


柄物だけどクドくなく、一つ一つの絵が大柄なので、余白部分が結構広めです。
ビニールクロスに比べると値段も高いし、職人さんの技術も必要となりますが、質感や高級感が全然違います。
特に光が当たった時の陰影の付き方に大きな差があります。


このクロスが小上がりのエリアにも、キッチンカウンターの下側にも、階段の側面まで、全面的に貼っています。
キッチンカウンターの左側の部分だけ、白いエコクロスにしてもらってます。
リビングの壁全面を柄物クロス・・・。
これはなかなかの冒険だったと思いますが、やってみて大正解!
かなり満足度高いです。
白くて無難なクロスも悪くないですが、柄物や色物も良いと思います♪


キッチンは対面式になっていて、キッチンの裏側がカウンターになっています。

立ち上がり部分は名古屋モザイクのガラスタイルでキラキラ♪

ここで朝食なんかの簡単な食事は済ませてしまうつもりです。
カウンターで食べる時は何より配膳と片づけが楽ですね。
ゆっくりと食べる場合は小上がりの畳エリアで。


東側の壁にはテレビを壁掛けで。
その下と横には収納。

※これは引っ越しした日の夜の様子です。


小上がりの畳エリアにあるクローゼット式の収納以外ではここにしか収納がありません。
こまごましたものなど、ちょこちょこ使うものはここに収納するつもりです。


小上がりの畳エリアから、ウサギのサークル越しでもテレビが見易いように、結構高い位置にテレビを設置することにしました。
下の収納にテレビを置くこともできますが、地震が来た時のことを考えると、しっかりテレビは固定しておいたほうが良いと思いました。
はやちゃんがテレビの下敷きにでもなったら大変です(>_<)


ソファとダイニングテーブルが無いからウサギがいても狭くならないかなと思います。
いつもウサギのはやちゃんと一緒にいられるような空間にしたいと思って、かなりウサギ中心の間取りになってます^^


照明はダウンライトを6灯。

LEDではなく、普通の白熱球です。
階段下のスイッチで、明るさの調整ができます。
キッチン寄りの2灯と、掃出し窓よりの4灯が別々にオンオフできるようになっています。
照明の色は電球色で、明るすぎず、柔らかな雰囲気になっているかなと思います。
ダイヤルで明るさの調整が出来るようになっています。

入居前WEB内覧会④ LDKの床

玄関ドアの向こうに広がるのはLDK

生活の中心となるエリアです。
1階の各部屋は、全てLDKに繋がっています。


その中でもリビング?ダイニング?とも言えるエリアのご紹介です。


うちの大きな特徴として、LDKには小上がりの畳エリアが6畳と、広めにとってあり、その部分を普段寛ぐエリアとして考えています。


普通ならソファを置いたり、ダイニングテーブルを置いたりするエリアにあたる部分は、うちの場合、うさぎのはやちゃんが陣取ることになります(^◇^)



ソファもダイニングテーブルも不要という、ちょっと変わった考えを持つ我々だからこそ可能なプランかもしれません(^_^)
これはもう最初の段階から固まっていた考え方で、ここに迷いが無かったからこそ最初の難関と言えるプラン固めがスムーズにいったんじゃないかなと思います。


そのLDKの小上がりじゃない部分の紹介です。


床は無垢材です。


岡山のスーパー工務店は、エアコンだけによる全館冷暖房を可能としているため、床暖房が必要ありません
そのため、床暖房だと乾燥により反ったりする可能性があるため、なかなか使いにくい無垢材の床を使うことが出来ます。
新築で家を建てるなら、無垢材のフローリングに憧れます。
肌ざわりだったり、質感だったり、見た目だったり・・・。
やはり合板には無い魅力が無垢材にはあります。



しかし無垢材は、やはり高価なので、うちで使えるものはなるべく安いものを・・・ということにしていました。
無垢材の値段は、同じ材料でも節の多い少ないとかの見た目でかなりの差があります。
僕等夫婦は、どちらもあまり節は気にしないし、妻に至ってはむしろ節があったほうが本物の木っぽいから好きだといっているぐらいだったので、安価な無垢材をお願いしていました。


以前に完成見学会で比較的安価なカバ桜の床材を見て、これで全然問題ないなあと思っていたので、同じものをお願いしていました。

※元々お願いしていたものがこちらです。


でももう在庫が無くなってて、手に入れることができなくなってしまったんだとか(^_^;)


でも、ちょうど安くて良いカバ桜の板が入手できたということで、以前のものより良いもので、値段も張るのに、前のままの値段で良いと工務店が行ってくれて、それを我が家に施工してくれました。

※ワックス前なので色がちょっと違います。


以前のものは、1本の長い板に、三枚を継ぎ足しているような感じだったんですが、新しいものは1本の短い板に1本というものになっていて、節の数も少なく、見た目的に美しいものでした。


ワックスで仕上げてもらっているだけなので、キズや汚れにはあまり強くないと思いますが、すぐ拭いたりすれば問題ないでしょう。
コーティング処理までしてしまうと、せっかくの無垢の板の手触りだったり質感だったりが失われてしまう気がして、ワックスまでに留めています。


無垢の板を裸足で歩くとサラサラした足触りがほんとに気持ち良いです!
冷たくもないのでスリッパいらず。


床だけで終わってしまいました(^_^;)
次回は他の事に付いて書こうと思います。

入居前WEB内覧会③ 玄関ホール

今回からはいよいよ中です。


中に入るとまずは玄関ですね。
オレンジの玄関ポーチは外から引き続き。


まず、お客用玄関と家族用玄関を分けました
これは最近割とある間取りですね。
お客用玄関には靴など並べず、常にスッキリとさせておきたいという妻の希望です。
潔く、お客用玄関には靴箱もなければ棚やニッチもありません。
あるのは懸賞で当たったアンティークステンドグラスのみ。

何気なく出してた懸賞が当たるなんて!ラッキーでした。
これのおかげで殺風景にならずに済みます。
光を透過させると良い感じです。


玄関から右手側が家族用の出入り口となります。

目隠し用に暖簾を付けてます。
突っ張り棒を使って垂らしています。


暖簾の向こうはシューズクロークとなっていて、壁にはたくさんの稼動棚。
土間収納的に使えるようにもなっています。

ここに靴を並べておくようにします。


靴を抜いで上がった先にはパイプ付きの棚があり、コートを掛けることができるようになっています。

外出する時は逆順で、コートをここで着て、靴を履いて、暖簾を潜って出ていくという流れになります。
明り取り用のFIX窓が一つ。

玄関開けると明るいですが、この窓一つだけではやや暗かったですね^^


壁紙は黄色に白い枝状の模様が入っている工務店オリジナルのエコクロスです。

結構光沢があるので、金色っぽく見えなくもないんですが、白い模様が入っているおかげで、そこまで黄色すぎず、適度に明るさを演出してくれています。


LDKへと続くドアは、ウッドワン製の無垢材のドアを採用。

ピノアースシリーズのチェッカーガラス入りカラードアです。
本物の無垢の木なので、質感が凄くよく、綺麗なグリーンが爽やかな印象を与えてくれます。


玄関からの冷気の侵入を抑えるために、真冬は閉めておいた方がいいみたいです。


メインの照明は3灯のLEDが放射状になっている形状のものを施主支給で、取付けだけお願いしました。

コイズミのものを通販で買いましたが、もの凄く安くなっていて、LED電球まで3つ付いていてお買い得でした。
3灯あるだけあって、もの凄く明るいし、金色のヘッドが素敵です^^


シューズクロークの照明は、ただ明るければいいやということで、アイリスオーヤマのミニシーリング。


人感センサーは使ってません。
帰ってきたらまず入り口横のスイッチでメインなりシューズクローゼットなりの照明を付け、靴を脱いで上がり、上がったところにあるスイッチで電気を消すという流れになっています。
上からも下からも電気のオンオフが出来るので、いちいち電気を消すために靴を脱がないといけない、みたいなことが無いようにしました。
今の賃貸の家が、まさに、靴を履いたら電気が消せない位置にスイッチがあるため、そうならないように気を付けることが出来たんだと思います^^

※これは入居後の写真なのでモノが置かれています^^

入居前WEB内覧会② 外観(窓・玄関・軒・樋)

WEB内覧会2回目
まだ中には入りません 笑


窓の位置や形状、枠の色なんかは建物の外観を決める上で重要な要素になります。
うちは南向きで玄関も南。
東と西から見えることはあっても、北側から見ることはほとんどないということで、北側の見た目はあんまり気にしないようにしました。
レンガの焦げがどうしても気になるということで、北側の面の壁に焦げたレンガを集中させようとしたこともありました 笑(結局焦げを無くすことができたのでこの案はなくなりましたが)


最初に設計してくれた案で、南面の窓の位置や形は綺麗に揃っておりました。
揃っていると気持ちが良いもんです。
西面、東面はそうでもないですが、こちらはあまり気にしないでいいかなということにしました。


外壁は白いレンガを考えていたので、枠の色も白にしました。


枠の色でアクセントを付けるという方法もあると思いますが、うちは枠の存在を消すほうを選択しました。
スッキリしてて正解だったと思います。


軒の色や樋の色も存在を目立たなくする方針で、同じく白。


壁がうっすらベージュっぽい白に対して、軒や樋の方が真っ白になるので、どうかなと思いましたが、そんなに気になるほどの差では無かったので良かったです。



玄関ポーチは3段の階段です。


ほとんどの家がそうだと思いますが、タイルを敷いています。
玄関ドアや屋根の瓦の色とほとんど同じ色を選びました。
統一感があってスッキリとした色味になったと思います。
やや濃いめの色なので、汚れ感がどうなるかはわかりませんが、ちょいちょい掃除すれば良いかな。


玄関ドアはYKKAP製のヴェナートの断熱ドア(D2仕様)。


漢字の「田」のような形の窓が付いていて、中や外の光が漏れます。
玄関というのは当然外に面しているし、床は低く、土間になっているため、冬は何もしなければ結構冷えます。
断熱とかいろいろやってても、結局ドアの断熱性能が低ければ、そこから冷気が入ってしまうので、しっかり断熱してくれるドアを採用しています。


外の照明は人感センサー付です。


便利さと防犯性を考えて、ここだけ唯一人感センサー付きにしています。
中からだと出た瞬間ぐらいに電気が付いて、外からだと玄関ポーチの下あたりに来ると電気が付きます。
家の東側に車を停めようとしても電気が付くので、結構反応する範囲は広いみたいです。


玄関ドアの脇にはインターフォンが。
最近のインターフォンは凄くて、画像もカラーだし、自動的に画像を保存してくれるので、留守中に来た人を画像で確認できるみたいです。


そしてそこまで妻は希望してなかったですけど、僕が最後まで絶対に譲らなかったのが、キーレスでの施錠・開錠機能
それもカード式とかの近づけるタイプのものではなく、最近の車のキーみたいに、ポケットやカバンに鍵を入れたまま、指でピッと触れただけで開け閉めできるタイプ。


無いならないで困ることはないものですが、あったら絶対便利な機能。
10万円ぐらいのアップにはなりますが、それ以上の価値があるんじゃないかなあ。
後からではなかなか付けにくいですし。


外観については以上です。
次回からは中に入ろうと思います^^

入居前WEB内覧会① 外観(屋根・外壁)

引渡しも終わって、長かった家づくりもついに完成を迎えました。(外構除く)


皆さんもやっているよう、例に漏れずWEB内覧会をスタートしようと思います。
1個1個、なるべく詳しく書いていこうと思うので、なかなか進まずイライラするかもしれませんが、このWEB内覧会が終わるとあんまりネタも無くなるだろうから、そんなに急いで書いてしまわないようにしようと思いますので、大きな気持ちでお付き合いくださいませ<(_ _)>


まずは外観から。



我が家は構造的に強く、コスト的にも無駄のない総2階建てです。
屋根は6寸勾配なので、見た目的にも割とシュッとしてバランスの良い形だと思います。
外観の全体写真を載せることはしませんが、割とシンプルな外観だと思います。


屋根は三州瓦のオレンジ色のものを選択。


瓦はその重さがデメリットであると言われますが、それに耐えうるに充分な強度と構造を持っている家なので問題ありません。
重さの問題さえなければ、耐久性といい、遮熱性と言い、屋根材としての性能は抜群なのが瓦です。
その中でも高品質な三州瓦。
適度にムラがある雰囲気が素敵です♪


屋根は二重化し、間に通気層を設けているので、遮熱性に優れ、真夏の小屋裏でも暑くなりにくくなっています。


太陽光発電のパネルは載せませんでした。
理由はこちらにも書きましたが、やはり見た目が残念になってしまうというのが大きいです^^



次に外壁


我が家はレンガ製の外壁を採用しました。


標準仕様ではサイディングとなるんですが、メンテナンス性の高さと見た目の素敵さとで、思い切って採用することにしました。
サイディングにする場合とのコストの差額は約200万!(@_@)
これも長い目で見ると高くないと思えたのと、なんといっても本物のレンガは質感とかがサイディングのレンガ風のものとは全然違ってて・・・。
外観は毎日見るところなので、思い切ることにしました。


妻が気にしていた「焦げ」も見事なくらいなく、ちょっと冒険したクリーム色のような目地もこうして仕上がりを見ると採用して良かったと思えます。


・普通の茶色のレンガだとちょっと重厚になりすぎるので、ホワイトレンガが良い。
・それでも出来たら真っ白ではなくて、ほんのりベージュぐらいが理想の色。
・ところどころ黒く焦げてる点々が付くのは嫌。


これが理想でした。
全て理想通りになっていると思います。


かなり満足度高いです!\(^o^)/


レンガと言っても積み上げているわけではなく、通気層を取って二重化した壁に金属製のレールを引いて、その上にスライスレンガをはめ込んでいるという施工方法です。


積み上げたレンガだと、地震で崩れやすいので、やめた方がいいんですが、レールに乗せる方式だと、薄いレンガなので重さも軽減され、地震でも崩れる心配は少ないです。
サイディングのように表面を塗装でコーティングして守るというものではないので、コーティングやシーリングの劣化による性能の低下がないため、10年に1回塗りなおしたりする必要がありません
長い目で見た時に決して高くないというのはこういう理由からです。
それに時間が経ってもみすぼらしくならず、味わい深く変化していくというのも魅力です。


もちろん何かがぶつかったり大きな地震があったら崩れてしまう場合もありますが、部分的に崩れたり割れたりした時は、その部分だけをピンポイントで補修することができるため、メンテナンスコストが低く抑えられます。


性能と見た目の両方を兼ね備えている、自分達にとっては理想の外壁だったわけです。