火災保険打合せ②
前回、東京海上日動で、ベースとなるプランでの保険料を見てみました。
これを一個一個紐解いて、いらない補償を外したり、特約を付けたりしていきます。
まずベースとなる補償には、5つあります。
①火災、落雷、破裂、爆発
②風災、雹(ひょう)災、雪災
③水災
④盗難、水漏れ、物体の落下・飛来等
⑤破損
①は火災保険の根幹なので、必須です。落雷は、落雷による家電の故障なども含まれるそうです。
②台風とか竜巻とか、風による被害は考えられるため、これも付けておきたいです。
③の水災は、床上浸水や土砂崩れの場合の補償ですが、氾濫するような河川も近くになく、水が溜まる様な地形でもなく、崩れてくるような山も近くにないため、外して良いのではないかと思います。
④盗難による窓ガラスや鍵などの破損なども補償に含まれるため、これは付けておきたいです。それから、車がぶつかって来た、とかいう場合も、これに含まれるそうです。(大抵は相手の自動車保険で賄いますが、もし相手が無保険だった場合とかに有効)
⑤誤って物を落としたとか、ぶつけて壊した時なんかに保険が下りるそうです。
壊しそうなもので、そこまで高額なものは無いと思われるため、無くても大丈夫かなあと思います。
というわけで、①②④の補償があればいいということになります。
しかし東京海上日動だと、④に入るためには③の水災も付ける必要があります。
水災を外せるところと言えば、三井住友海上か、富士火災になるそうです。
まず三井住友海上で見積もりを出してもらいました。
同じ条件で、水災を外してもらいます。
それから免責はどうしても1万円付けなければならないみたいです。
それで出た金額が17万円台。
ちょっと安いですが、免責が付く分、2回使ったら逆転するという微妙な結果です 笑
富士火災で見てみると、富士火災は免責0円が可能です。
更にWEBでお願いすると10%オフらしいです。
これが効いたのか、出てきた見積額は14万円台と最安値。
自分の中で、火災保険の予算は15万円ぐらい見ていたので、それをやや下回ります。
特約が付けられないかと思い、類焼損害補償特約を付けてみました。
お隣とかに火が燃え移ってしまった場合、基本的にはお隣さんの損害を補償する義務は法律上ありません。
もしお隣さんが満額返ってくるような火災保険に入っていなかったとしたら、見舞金程度では全然足りず、もの凄く申し訳ない感じになると思います。
そういう時に類焼損害補償があれば、金銭的にはフラットに持って行けるので、申し訳なさも軽減されるように思って助かると思います。
そして、この類焼損害補償特約に入るためには、個人賠償責任特約に入らなければならないらしいです。これは例えば家族の誰かが自転車に乗っていて、歩行者とぶつかって怪我をさせてしまったとか、何かを壊してしまったとか、その時に相手の治療代とかが補償されます。
自動車保険の特約で確か付けていたと思うので、重複する為いらないんですが、外せないので、補償額を最低の1000万円で付けました。
これらの特約がついて、15万円台にアップ。
そんなに大したアップではなかったので、このプランで富士火災でお願いすることにしました。
外資系やネット型のものと比べれば、もっと安いのもあったかもしれませんが、複数の保険会社から比較することが出来て、一個一個説明もしてくれたりアドバイスもしてくれながら決めれたので、良かったと思います。
そんなに安くすることもできませんでしたが、大よそ想定範囲内の金額で済んで良かったかな。
家の仕様を決める時のようなワクワク感はありませんが、決めておかないといけないこと。
一つ片付いてヤレヤレです。