岡山のスーパー工務店で建てる高気密・高断熱の家づくり

妻と僕とうさぎで暮らす、岡山での高気密・高断熱の注文住宅をスーパー工務店で建てるまでの記録的ブログです。

高気密高断熱住宅について③ 高気密高断熱住宅のメリット・デメリット

前回、前々回と、高気密高断熱住宅について書いてきました。
今回が最後になります。


※これまで書いてきたことは、全て何かしらの書籍だったり、ネットでの情報だったり、岡山のスーパー工務店から聞いた話に基づいた個人的な意見です。僕は家づくりに関しては全くの素人であり、ただの受け売りだということをご了承ください(^_^;)



高気密高断熱住宅のメリット


①光熱費が安い
熱が逃げにくいので、冷暖房にかかるエネルギーが小さくて済みます。光熱費を安く抑えることができます。


②部屋全体(家全体)が均一な温度になる。
エアコンで温める時、足元が冷たいのに頭は暑くなったりしませんか?高気密高断熱住宅では、均等に暖かくなります。冷房の場合は、足元だけ冷たくなることがありません。とても快適な空間になります。


③遮音性が高い
これは断熱性能というより、気密性能によるところが大きいかもしれませんが、外の音が聴こえにくく、中の音が外に漏れにくくなります。



高気密高断熱住宅のデメリット


①初期コストが高くなる
断熱材やサッシの性能など、ある程度の性能が必要となるため、コストがどうしてもかかる。


②石油ストーブなどの燃焼燃料系暖房器具が使えない。
24時間換気はしていますが、それでも換気が追い付かないような空気を汚染する燃料燃焼系暖房機器(石油ストーブ、ファンヒーターなど)は危険なので使えない。


はっきりいって、メリットのほうが大きいと思います。
光熱費が抑えられるため、初期コストが高くても、長い目で見れば決して高くないと思いますし。
ストーブやファンヒーター以外の暖房機器はいくらでもあります。
初期コストの問題さえクリアできれば、高気密高断熱にしたほうが良いと思います。


他にも家づくりにはいろんな要素があって、単純に高気密高断熱であれば良いというわけでもないと思います。
それでも他の部分、例えば間取りだったり、設備だったり、装飾的なところというのは、どこの会社でもどうにかできます。
でも基本的な家の性能に関わる部分は、会社によるところが大きいため、見た目に惑わされず、しっかりとした性能の家を建てられるかどうかを前提に、住宅会社の選択をしたほうが良いと思います。
その上で、しっかり希望に沿った間取りだったり、中身を詰めていけばいいと思います。
結局は、どこに重点をおくべきか。
性能を二の次にしてでも、見た目や設備に予算を使いたい!ということであればそれも良いと思います。
限られた予算の中で、全て希望通りにするのは難しい。
大事なのは、後から後悔することのないように、あらかじめ知っておくこと
知ってて敢えて選択するのであれば、後悔も少ないと思います。


個人的には、構造や性能や基礎など、後からではどうにもならないところは、コストが多少かかっても、良いものにしておいたほうがいいと思っています。

×

非ログインユーザーとして返信する