岡山のスーパー工務店で建てる高気密・高断熱の家づくり

妻と僕とうさぎで暮らす、岡山での高気密・高断熱の注文住宅をスーパー工務店で建てるまでの記録的ブログです。

上棟祭からしばらく経っての我が家の状態です

9月上旬、訪れると瓦が完全に乗っていました!\(^o^)/



そとは透湿防水シートのデルタベントが貼られているので真っ黒です^^
後に白いレンガで覆われる予定ですが、まだちょっとしばらく間が空くようです。



外観に関しては、あとは外壁ぐらいですね。
ほぼ形としては出来上がりました。


中は吹付け発砲ウレタンで断熱処理がされていました。
壁から天井、外部と接触する面は全て施工されています。


外周部は2×6なので、吹付け厚が薄いように見えますが、しっかり厚さを取ってくれているようです。


ウィンターガーデンは半外ということになるので、ウィンターガーデンの直下にあたる一階の天井や2階の周辺の壁にも断熱施工されています。


もちろん小屋裏もしっかり断熱。
夏でも暑くなりません。


この日は曇りでそんなに暑くなかったのもあるかもしれませんが、中に入ってもあまり暑く無かったです。
これから寒くなってきても、中での作業は快適そうです。


さて、話は変わって、ドアや床などについて。


床に関しては、見積もりの段階で減額対象となり^^
無垢の板なのは違いないですが、安いやつに変更してもらってました。
あまり何も調べずに、完成見学会で見た他所のお宅のものをそのままお願いしてました。
改めて見積もりを見直してみると、元々はオークが候補になっていたようです。
それをカバ桜に変更していました。さらに節があるようなランクの低いものに。
これだけで数十万の減額です。


オークは床材の王道みたいな材で、とてもバランスが良いみたい。
かばは、洋名をバーチといって、広く使われている材のようです。
見た目はどちらも明るめ。
コスト的にかばを採用することになりそうです。
安いグレードなので、節とかありますが、実際に施工されているのを見ていて、結構気に入ってたので問題ないかと。
いろいろ見比べてみるのもおもしろそうですが、欲が出て金額が跳ね上がってもいけません^^
個人的には合板でなければオッケーですぐらいのスタンスです。
希望としては明るめの色の床。妻は暗めのもシックで好きだと言ってましたが、明るいのでもいいそうな。
他にも固さとかいろいろ考えるべきことはありますが、予算の都合上、かば材でいくと思います。


話が長くなったので、ドアについては次回で(^.^)

住宅ローンの申し込みをしました

9月の上旬。
この日はローンの本審査、つなぎ融資の申し込みを行いました。
前に仮審査は通っているので、特に心配はないとのこと。


山陰合同銀行のスーパー住宅ローン。
35年ローンです。
10年目までは金利0.9%、11年目からは1.9%です。
申込み時点で金利の上限は確定
もし融資実施までに金利が下がった場合は、低い方の金利が適用されます。
上がっても申込み時点から上げられることはないそうで、安心です。


仮審査の時に聞いてた金利より10年目までは0.1%、11年目からも0.05%ぐらい下がってるようです(^.^)
ローンをどこでお願いするか・・・これは調べるといろいろ差があるようです。
単純に金利の高い安いもありますし、団信ありなし、保険料含むか含まないか、繰り上げ返済時の手数料無料か有料かなどなど・・・。


金利だけで比べると、他にも安いところはあるようです。
山陰合同銀行のローンは、先にも書いたように、申し込み時に金利の上限が確定されるのと、団信の保険料は無料(とはいっても金利に乗せられているんでしょうけど^^)
繰り上げ返済の手数料も無料ということで、煩わしさがなさそうです。
山陰ということで、山陰地方で建築する場合には優遇されるようですが、山陽である岡山ではその点は関係なく、ATMの数も少ないため、ちょっとそこは不便ですけど、そんなに頻繁に使うこともないでしょうし、工務店から勧められたこちらでお願いしました。


銀行で手続きを行う為、平日に休みをとっていきました。
審査、ということで、一応仕事着(Yシャツにスラックスでノーネクタイのクールビズ仕様です)で行きました^^


担当の方と岡山のスーパー工務店のSさん、我々夫婦で手続きします。
種々の申込書などに住所や氏名などをたくさん書きます^^
つなぎ融資のものが別にあるため、つながない場合より多いです。


間違えないように慎重に書いて、その後はこれまたたくさん印鑑を押します。
提出する書類等(印鑑証明書、所得証明書、免許証)漏れがなくて良かったです。


思ったよりあっさりと終わりました。
後は審査結果を待つのみですが、仮審査の時とほぼ変わりないため、問題ないでしょう。
次回は建物が完成して、ローンが実施される直前にもう一度来る必要があるようです。


この後、岡山のスーパー工務店の事務所に移動して、ドアの材質や種類について打合せしました。
途中、仕事の電話がかかってきて、妻にお任せ状態になってしまいましたが、ドアもいろいろあって、色をどうするかとか、グレードをどうするかを決めないといけません。
すぐ近くにウッドワンのショールームがあるので、そこで現物を見せてもらおうと、Sさんと一緒に移動しましたが、あいにくの休館日でした^^


また後日、日を改めて来ましょうということで、この日は解散しました。



次回はドアや床について。
それから上棟後の我が家の状態についてです(^^)

上棟祭

お盆開けて少し経った頃、我が家の上棟祭を執り行いました。
上棟祭とは言っても、宮司さん無しで、餅投げもしません。
略式的なものです。
工務店のスタッフ4名(社長、現場監督、設計士、担当のSさん)
大工さん3名
我々夫婦2名(うさぎはお出かけが超苦手なためお留守番です)

両家の両親4名の計13名でした。



真夏のお昼なので、ものすご暑いです(^_^;)
中は陽が当たらないので、いくらかマシでしたが。
扇風機を回してくれてたのでまだ涼しかったかな?


まず現場監督さんが祝詞を述べます。


その後、建物の四方にお神酒と洗い米、粗塩を撒いてお清め。


次に全員で乾杯!
(ドライバーさんは飲まずに形だけです)


そしてお手製の簡易ベンチとテーブルを大工さんが用意して下さり、並んでお弁当をいただきます。


お弁当は近くの手作り弁当のお店で美味しいところにお願いしておきました。


予算に応じて作ってくれますが、値段の割に豪華で、手作りなので美味しいです。
うちは1000円でお願いしました。


その前に施主からの挨拶ということで、僕から簡単な挨拶をさせていただきました。
内容は以下のものをぼんやりと考えてましたが、順番をあまり考えていなかったため、ちょっと変になりましたが、少しの笑いもおきて、和やかな雰囲気になってくれたと思います。


・冒頭の挨拶(本日はお忙しい中お集まり下さいまして誠にありがとうございます)
・自己紹介(施主の「はやのすけぞう」と申します)
・いつ結婚して、いつから家づくりを始めたか(昨年結婚し、一通りイベントも終わった昨年の秋ぐらいから)
・岡山のスーパー工務店を選ぶに至った理由(ラジオ、性能、職人・大工さんとの信頼関係)
・誰がこの家に住むか(夫婦とうさぎ)
・これからの工事の安全祈願
・建築中、顔を出す頻度(週一ぐらい)
・お弁当の紹介(この地域で評判のお店であることを紹介)
・これからもよろしくお願いします。本日はありがとうございました。


雑談しながら美味しいお弁当をいただき、お腹もいっぱい。
席の関係上、大工さんとは遠くなってしまったので、あまりお話できませんでしたが・・・。
うちの父親が、実家の床がギシギシ言うのを直すのはどうしたらええんかを大工さんに聞いてました 笑


ちなみにお茶は鶴瓶のペットボトルの麦茶を人数分用意しました(^.^)


ある程度したところでいったんお開きに。


最後にお土産とご祝儀を大工さんと工務店の皆さんに渡しました。
紹介も兼ねてます。


既に何回か顔を合わせていた大工さんが1人いらっしゃいますが、その方が棟梁的ポジションのようです。
順番に渡していき、これからもよろしくお願いしますということで、解散となりました。


ちなみに用意していたお土産は・・・。


・EBISビール2本
・白鶴の梅酒1本
・おつまみのナッツ
・地元岡山の銘菓「大手饅頭」「もなみ」の10個入りセット



御祝儀は、棟梁、社長には1万円
他の大工さん、工務店スタッフさんには5千円ずつでした。


もっと多く包む方もいると思いますが、庶民としてはこれが精一杯です<(_ _)>
上棟祭をやらないところも多いみたいですね。
個人的にはお互いの顔合わせ会のようなものも兼ねているので、やっておいた方がいいかなと思います。
大工さんとしては、どんな人が建てるのかがわかるし、施主としてもどんな人が建ててくれるのかがわかりますし。


1時間ちょっとぐらいであっさり終わりました。
きっと良い家が建つ、そんな予感しかしませんでした。


次回はいよいよローンの本審査、つなぎ融資の申込み。
順調にいったのかどうか?
お伝えします。

電気配線と窓サッシ取り付け

8月12日、お盆休みで誰もいないと思い、夕方に建築中の我が家へ行ってみると、車が2台停まってました。
電気屋さん曰く、「キリの良いところまでやっておかないと忘れたらいけない」ということで、電気配線をしてくれてました。
翌日も午前中だけ来て、残りの作業をされるそうです。
大工さんも翌日は来られるらしいです。



天井や壁を綺麗に配線が這っています。断熱材やボードで隠れてしまうところですが、後々のメンテナンス性などを考えると、綺麗にまとめておいたほうがいいらしいです。
手間がかかると思いますが、きっちりしてくれててありがたいです。


そして窓にはサッシが入っていました。



来た時には閉め切っていたので暑かったですけど、窓を開けると風が入ってきて少し涼しくなりました。
しかし網戸がまだ入ってないので、蚊も入ってたようで、妻が刺されてしまいました(^_^;)


コンセントやスイッチの位置などをサーッと見渡して、概ね言った通りになっているようでした。



家に帰るとスーパー工務店から前回の打合せで変更のあったところなどを図面に反映した電気配線図が郵送で届いていました。
食い違いがあってはいけないので、一応一通り確認してみました。
ほぼオッケーでしたが、玄関のスイッチの位置が違ってました^^
玄関ドアを開けて、左側の壁面に付けてほしかったんですが、右側の壁面に付いてました。
ドアが開くほうからちょっと遠いため、使いづらそうです。


しかし工務店はお盆休みです。明日電気屋さんが作業されると言っていたので、早めに言った方がいいだろうなと思い、直接電気屋さんに伝えてみようと、翌日朝に現場にまた行って来ました。


行くと大工さんが作業されてました。差し入れの冷たい飲み物を差し上げました。
そして玄関のスイッチですが、既に配線済で、綺麗に施工されてしまってました(@_@;)
しかし実際に現場でスイッチの位置を見てみると、思ったよりドアから距離がなく、別に問題なさそうでした
もの凄く素早くスイッチを押したいなら左側のほうが確かに早いとは思いますが、ほとんど差は無さそうです。
せっかく綺麗に施工してくれているのに、やり直してもらうのも申し訳ないし、そのままにすることにしました。
やっぱり現地で見るのと図面で見るのとでは違いますね^^


そんな感じで現場もお盆休みに突入。
しばらく作業もお休みです(^.^)


次回はいよいよ上棟祭の模様をお伝えします。
うまいこといったでしょうか?

岡山のスーパー工務店の家の性能③

10.シロアリ対策
水で流さなければ半永久的に効果があるホウ酸塩によって防蟻。床だけではなく、空から飛来し、壁や屋根の乾いた木材を食べてしまう「アメリカカンザイシロアリ」対策のため、壁や屋根にもホウ酸塩処理をしています。


11.床
畳、フローリング、フロアタイルなどを主に使用。
フローリングは基本的に無垢材です。コストをかければ高級な無垢材にすることもできます。
クッションフロアーは使用不可
床下断熱をしているので、真冬でも床が冷たくならない。
全館断熱がしっかりしているので、エアコンの暖房のみで充分暖かく、床暖房は不要という考え。


12.空調
第三種換気。第一種換気はメンテナンス性と初期コスト、それから熱交換における消費エネルギーコストなどを考慮すると、寒冷地ではない岡山では不要との判断らしいです。第三種換気は、吸気部分にフィルターがあり、廃棄部分はシンプルな換気扇のようなもの。メンテナンスしやすく、フィルターを変えればPM2.5のような微細なものも防ぐことが可能です。
また、40坪程度の広さであれば、屋根裏に置いた12畳用エアコン一台で全館冷暖房可能


利便性を考え、1階と小屋裏に1台ずつ、12畳用エアコンを置くケースが多いみたいです(うちもそうです)


13.ウィンターガーデン
外部側に窓があり、床はタイル張り。内部側にも窓があるような空間です。

夏は南中高度が高いため、庇となって日光の侵入を抑えます。内側の窓を閉めて使います。
冬は南中高度が低いため、日光が差し込み、その熱をタイルに蓄熱します。内側の窓を開け、蓄熱した熱を室内に取込みます。
また、天候に左右されない物干し場としても活躍します。


以上、3回に渡り書いてきました。
基本的にはこんな仕様ですけど、性能が落ちないのであれば、どんな希望にも応えようとしてくれます。
気密性能を表すC値は、大体0.5以下。断熱性能を表すUa値は1以下ぐらいが平均です。
必ず全棟気密測定をしてくれます。


また、職人さん、大工さんとの関係も大事にしていて、腕のいい、信頼できる人にしか頼みませんし、しっかりと工期を取るので、急いで仕事が粗くなるようなこともありません。
職人さん、大工さんがしっかり力を出せるように配慮しているそうです。
まさに隙がないというか、しっかりしているというか。
まだ完成してませんが 笑 良い家が建つ予感しかしないわけです(゜-゜)


次回は上棟後の我が家の進捗具合を。
どんな変化があったでしょうか?