岡山のスーパー工務店で建てる高気密・高断熱の家づくり

妻と僕とうさぎで暮らす、岡山での高気密・高断熱の注文住宅をスーパー工務店で建てるまでの記録的ブログです。

温度計の温度と実際の体感温度の違い

うちは1階のうさぎエリアの近くと、2階寝室に温湿度計を置いています。
そこまで神経質にチェックしているわけではないんですけど、温度と湿度を数値で確認し、その後のエアコンの設定をどうするかを判断しています。
最近はほとんどいじることなく、そのままの設定で過ごしています。


1階は大体24~25℃で湿度が55~70%
24℃代前半で湿度65%ぐらいで安定していることが多いでしょうか。


2階は25~26℃で、湿度50~60%と、1階よりも安定していますし、体感的にも2階の方が良い感じだと思います。


1階はエアコンと温湿度計が割と近いところにあるので、直接エアコンから出る空気の影響を受けているような気がします。
2階は小屋裏にあるエアコンの空気を、2階の天井に開いている穴(エアパスファン)から取り込んでいるため、直接エアコンから受ける影響が少ないように思います。


温度計ではそれほど大きな差はないですが、体感すると結構違うような気がします。
1階のエアコンが近いあたりは、ちょっと冷えを感じます。
直接エアコンから出る風が当たるということもありますし、エアコン近辺は若干気流が発生しているので、体感温度が下がっていると思います。


2階もエアパスファンによる気流はありますが、それは一度エアコンから出た後、周りの空気と馴染んで温度が上がった風が吹き込んでいるので、直接触れてもそこまで冷たくないんです。
冷たくない空気の気流は、あまり体感温度をさげませんし、上から真下に降りてくる風なので、影響は小さいです。


それでも冬場は若干裸足だと寒さを感じることがありました。
その場合はエアパスファンを止めてやると気流が止まって快適になりました。


風速が1m/s増加するごとに体感温度は1℃低くなると言われています。
扇風機の風量が、メーカーや機種にもよりますが、1m/s弱~3m/s程度だそうです。
エアコンの吹き出し口からは、扇風機で言う「弱」か「中」ぐらいの風が出てますね。


また、気温が高い場合、湿度によってかなり体感温度が違ってきます。
日本の夏が欧米に比べて暑く感じるのは、この湿度によるところが大きいです。
カラッと暑いのは我慢できても、ジメジメと纏わりついてくるような暑さはとても不快ですね(@_@)


風と温度と湿度と、この3つの要素の組み合わせで体感温度が決まってきます。
うまいこと調整して、快適な環境を模索してみて下さい。
個人的には湿度50%ぐらいで室温は25~26℃で無風状態というのが理想ですが、なかなか無風状態というのは難しいですね。


1階のエアコンの風向きを一番下向き固定にして、その下からサーキュレーターで斜め上に風をあてて、直接エアコンの前方下方向に風がいかないようにしてました。
でもそれだと若干冷房効率が下がるようで、結局今は風向きは上下スイングにして、サーキュレーターも首振りにして撹拌するようにしています。
それだとやはりエアコンの前方下あたりは寒くなるので、あまりその辺にいかないか、毛布を足に当てるかしています^^
エアコンの位置決めは、暖房と冷房と両方のことを考慮するとなかなか難しいと思いますが、直接風が当たらないような場所に設置したほうが良かったかなと思います。
でもそれならどこ?と言われるとわからない・・・。
階段ホール?でもそうなると暖房効率が落ちる?
難しいですね。
うちのような間取りだと、今の位置しかなかったかもしれません・・・。


うちの話は置いておくとして、やはり暑さとか寒さとかって、それぞれが感じる「感覚」なので、数値だけだと完全にはわからないんですよね。
実際に体感してみないと確かなことはわかりません。
それも服装だったり、体の状態だったり(暑さに慣れているか寒さに慣れているかとか)いろんな要素によって感じ方も変わってきます。
できればいろんな条件で、いろんな温熱環境に身を置いてみて、いろいろ体感してみたほうがいいと思います。


さらに、建物自体が熱くなっているのか、冷たくなっているのかによっても、感じる暑さ、寒さが違ってくるように思います。
壁や床や天井からの輻射熱があるかどうかも結構体感温度には関係しているように思います。
その辺の違いも、もし体感できる機会があれば、してみたほうがいいでしょう。

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