岡山のスーパー工務店で建てる高気密・高断熱の家づくり

妻と僕とうさぎで暮らす、岡山での高気密・高断熱の注文住宅をスーパー工務店で建てるまでの記録的ブログです。

岡山のスーパー工務店の家の性能①

さて、あとはどんどんと建っていくわけなんですが、改めて、岡山のスーパー工務店が建てる家の仕様について書いてみようと思います。
コスト削減のために、いろいろと相談にはのってくれますが(基本的に値引きはありません)性能にかかわる標準仕様を下げるという変更はしてくれません(^.^)
ここで建てる家の性能は、最低限でも高性能が約束されています。
その分、ある程度のコストはかかります。
ローコスト住宅で安く建てるよりは高いです。でも同じ仕様のものを他の会社や工務店で建てようと思うと、たぶん高くつくと思います。


1.屋根
透湿防水シート(タイベックシルバー)を敷き、その上、屋根を二重化して通気層を設けることによって、暑い時は熱を、寒い時は外部の冷気を届きにくくする効果があります
そのため、夏でも屋根裏が暑くならず、屋根裏収納やロフトを作った時も快適に使えます。断熱効果、遮熱効果が高いです。内側は、発砲硬質ウレタンを吹付けて断熱しているので、断熱性能が高いです。



屋根材は瓦。主に三州瓦を使います。ガルバリウム合板は、長い目で見るとどうしても錆びが発生してしまうため使用しません。
瓦は基本的にメンテナンスフリーで、何十年経っても性能が落ちません
また、太陽光発電にも慎重で、どんどん乗せましょうという昨今の風潮には乗っかっていません。
屋根の上に重たいものを乗せるというのはあまり望ましくなく、初期コストとメンテナンスコストを考えると、今乗せるべきかどうか、しっかり考えて乗せるべきというスタンスです。今後、更に高性能な太陽電池が出来たり、もっと小型化してくる可能性もあり、その時に改めて乗せてもいいんじゃないかと思っているようです。
決して乗せないというわけではなく、希望があればしっかり乗せてくれます(その時の施工もしっかりしています)
簡単に言うと、「頑丈でメンテナンスの心配がなく、断熱性能が高い」


また、屋根勾配は基本的に6寸勾配になります。
通常、5寸勾配以内で、6寸勾配からは急勾配扱いとなり、割増料金がかかる場合が多いらしいんですが(施工できる職人さんが限られてくる)割増料金無く6寸勾配での施工が可能らしいです。
6寸勾配の屋根をもつ家は、見たらわかると思いますが、見た目が良いです(^.^)




2.外壁
透湿防水シート(デルタベント)で覆い、さらに二重化し、通気層を設けることによって、断熱性、遮熱性を高めています。
また、外壁が損傷し、ヒビなどができ、そこから雨水が侵入したとしても、通気層を水が抜ける為、直接構造内に雨水が侵入することが防げます。
外壁材は


サイディング(ケイミュー製。耐用年数20~30年ぐらいの親水コート以上のものを使用。)


軽量気泡コンクリート(パワーボード)


スライスレンガ


塗壁(最近はあんまり推奨していないみたいですが)


陶製外壁(特許取得)


の中からコストに応じてチョイス。



3.工法
2×4(ツーバイフォー)工法(木造枠組壁構法)。工場で製造したパネルを組み合わせて建てる工法。柱と梁で支える在来工法と違い、壁などの面で支えます。
そのため、強度が出やすく、耐震性能が高い。気密性も上げやすいそうです。特に岡山のスーパー工務店は、独自に強度を出すために2×6にし、通常の住宅の1.5~2倍ぐらいの木材を使用しているそうです。耐震等級は3等級。さらにオプションで制震ダンパーなどを付ければ、もっと強くすることができます。


長くなってきたので、次回に続きます^^


次回は家の性能その2です。
断熱性能についてなど書いてみます。

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