岡山のスーパー工務店で建てる高気密・高断熱の家づくり

妻と僕とうさぎで暮らす、岡山での高気密・高断熱の注文住宅をスーパー工務店で建てるまでの記録的ブログです。

高気密高断熱住宅のエアコンでの暖房について

我が家は延べ床面積35坪の2階建てです。
エアコン2台だけで冷暖房を行います。
高気密高断熱住宅なので成り立つ方法です。


今までは、エアコンでの暖房にはあまり良いイメージをもっていませんでした。
暖かい空気は上にたまって、冷たい空気は下に流れます。
上から温風を吹かせて暖めるエアコンは、なかなか効率よく暖まらず、特に足元があまりあったかくならないイメージをもっていました。
そのため、もっぱらメインの暖房は石油ファンヒーターを使ったり、こたつを使ったりしていました。
足元があたたかくなると、結構快適です。


エアコンだけで足元まであたたかくしようとすると、かなり温度設定を高めにしないといけなくなり、その状態では、上の方の空気はかなりの温度になるため、若干のぼせるような不快な状態になります。
しかもかなり多くの電力を消費してしまいます。


でも、高気密高断熱住宅の場合、部屋全体の温度が簡単には下がらない為、足元まで暖かい空気が回ってきます。
そのうち床も壁も天井も温度が均一になり、上の方だけの温度が高くなることもなく、快適な温度で頭から足元まで暖かくなるのです。


そのため、床暖房じゃなくても足元までポカポカ。
と、ここまで書くと、高気密高断熱住宅のエアコン暖房は最高のように思えますが、若干欠点も感じています。


それは、いくら高気密高断熱住宅とは言え、ちょこちょこ温度を調節する為に、エアコンから風が出てくることがあります。
基本的には大人しくしているんですが、数十分に1回ぐらいの割合で、1分間ほどゴーッと風が出てきます。


これが室内に気流を作って、空気が大きく動くため、直接風が当たらずとも若干足元に寒さを感じます。
寒さを感じない程温度をあげていればいいのかもしれませんが、21~22℃ぐらいで裸足だと、ちょっと足先が寒かったりします。


エアコンから離れたところだと、あまり気流を感じない為、そんなに変わりませんが、うちの間取りでは、小上がりの畳エリアのところにエアコンがあるため、くつろいでいる時に風が来ると、ちょっと寒かったりします。


しばらくして気流が止まると、ほんとにあたたかい空間に戻ります。
気流がどうしても発生してしまうのがエアコンの弱点かなあ。
サーキュレーターで風が当たりにくいように調整すると、今度は部屋が温まりにくくなるような気がします。
冷房なら上に向けて飛ばしても、勝手に下に降りるんでしょうけど、温風はそのまま中々下におりてこないのかな。


これが床暖房だと全く気流がないため、快適なのかなあと思います。
床暖房は、イニシャルコストやメンテナンスとか考えると安易に導入するのも考えようなんですが、24時間全館暖房での使い勝手だけを考えると優れてるかもしれません。


他には、オイルヒーターや、パネル型のヒーターなんかも気流が発生しないから良いのかなあ。
でもエアコンは冷房にも使えるし、メンテナンス性やランニングコストに関してはかなり優位なので、総合的評価するとかなり優れていると思います。


気流のことを考えると、長く過ごす場所から少し離れた位置にエアコンを設置したほうがいいのかもしれません。
うちは間取りの関係上、他には置けそうなとこがなかったので、仕方がないのかもしれません。


と、いろいろ書きましたが、気流問題はそこまで気になるほどではないです。
足に毛布とかブランケット一枚でもかけておけば、たとえ直接風があたっても全然寒くないです。


まだ高気密高断熱住宅での冬が初めてなので、いろいろ試行錯誤しながら良い過ごし方を見つけられたらいいなと思います(^^)

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