岡山のスーパー工務店で建てる高気密・高断熱の家づくり

妻と僕とうさぎで暮らす、岡山での高気密・高断熱の注文住宅をスーパー工務店で建てるまでの記録的ブログです。

高気密高断熱住宅の梅雨の過ごし方

岡山県のある中国地方も、例年より随分遅く梅雨入りしました。
去年は6月の上旬ぐらいに早々に梅雨入りしたものの、カラッとした日が続き、6月の後半に入ってからが、本格的な梅雨だったと思います。
そう考えると、去年とあまり変わらないような気もします。
梅雨の前半は、気温もまだ高くなく、湿度が高い日が多いですが、窓を開けたり、扇風機をつけて空気に動きを出していればなんとかエアコンなしでも過ごせる日が多いと思います。
ただ、後半になると、日中は30℃を超え、朝晩でも20℃を下回るほど気温も下がらず、湿度は高いまま・・・という日が続き、エアコン無しではなかなか不快だと思います。


気温が26℃ぐらいまでならば、なんとか扇風機だけでも過ごせなくはないように思えますが、うちには湿気や暑さが苦手なうさぎという生き物がいますので、あまり我慢はせず、あっさりとエアコンに頼ることにしています。


ジメジメした湿気さえなければ、多少気温が高くても、そう不快ではありません。
日本の梅雨、夏で快適に過ごそうと思うと、気温を下げるということより、湿度を下げるということが重要になってくると思います。
これが結構難しくて、エアコンの性質上、湿度を下げると同時に温度も下げてしまいます。
そしてエアコンのセンサーは、温度に反応して設定温度より室温が下がり過ぎないようにコントロールするようになっています。
この時、湿度は全く見ていないようなので、湿度が高くても、温度がある程度さがれば、運転を止めてしまいます(正確にはゆるやかな送風運転みたいになります)


そこで活躍するのが「再熱除湿」という機能です。
再熱除湿は、エアコン内で結露によって水分を取り除いた空気を室内に戻す時に、再び暖めてから戻すので、部屋の気温が下がらず、湿度だけが下がるというものです。
ただ、この機能が付いていないエアコンは多いです。
うちのエアコンにも付いていません。
通常の冷房と同じような仕組みの「弱冷房除湿」というものしかありません。
これだと湿度をめいっぱい下げようとすると、かなり寒くなってしまいます。


それでも湿度計で65%以下で、25℃以下であれば、かなり快適です。
湿度50%ぐらいまで下げたいところですけど、そこまでしなくても大丈夫です。


うちは小屋裏に1台と、1階リビングに1台の合計2台で、2階建て+小屋裏の家全体を冷房します。
本格的に梅雨入りし、毎日湿気が多い日が続くと思いますので、昨日から1階と小屋裏ともに24時間冷房を開始しました。
それまでは1階だけとか、2階も寝る前だけエアコンを付けるようなやり方だったんですが。


おそらく夏が終わるまで連続運転になると思います。
しばらく付けっぱなしにして、壁とか天井とか床とかまで湿気がある程度取れると、非常に快適な空間になります。
冬はお風呂やトイレも暖かいという快適さを満喫しますが、夏はなんといっても寝る時の快適さを実感します。
暑苦しくて途中に目覚めるようなことがなく、朝までぐっすり寝られるのです。
夏バテ知らずの夏が過ごせます(^^)


去年の今頃ですが、エアコンの設定の仕方等、思い出しの記事を書いてます。
毎年具体的な設定を忘れがちなので、自分でも参考になっています^^


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