岡山のスーパー工務店で建てる高気密・高断熱の家づくり

妻と僕とうさぎで暮らす、岡山での高気密・高断熱の注文住宅をスーパー工務店で建てるまでの記録的ブログです。

リビングイン階段で生活してみて

うちは1階にリビング・キッチン+小上がりの畳エリアが1部屋。
南側に大きな掃出し窓があり、玄関とは引き戸で仕切られています。
リビングから直接階段を上って2階に行く、いわゆる「リビングイン階段」の間取りとなっています。



リビングイン階段を採用する家は、最近多いと思います。
おそらく、採用するかどうか、メリット・デメリットを天秤にかけ、検討すると思いますが、実際に暮らしてみてどうかという感想を書いておこうと思います。


まずはリビングイン階段の一般的によく言われるメリット・デメリットを確認してみましょう。


メリット


・部屋を広く使える。広がりが感じられる。
・リビングを通らないと2階に行けない(2階から玄関に行けない)ため、コミュニケーションが取りやすい。


デメリット


・冷暖房の効きが悪くなる。
・音やにおいが1階・2階に伝わりやすい。
・リビングを通らないと2階に行けない(2階から玄関に行けない)ため、お客さん(子供の友達等)を2階に通す際に必ずリビングを見られる。あまり散らかせないし、だらしない恰好でいられない。



今のところ実感できたメリット


・リビングが広く使える。
・階段からの光が入り、明るい。
・扉の開け閉めがないため、物をもって1・2階を行き来しやすい。


という感じで、当初から思っていた通り、広く使えたり、生活のしやすさという面は実感できています。
うちは東側に階段があるので、朝には階段の窓からたくさん光が入ってきます。
これが思った以上に効果的だったかなと思います。



物をもって移動するのは、主に洗濯の時ですね。
1階で洗濯して2階にに干すので、洗濯物をかかえて上り下りする時に扉が無いのは楽です。
(これは引き戸とかにすれば扉があっても開け放せるので楽だとは思いますが)



今のところ実感できたデメリット


・2階の方が温度が低い場合、冷気が降りてくる。
・1階の音が2階によく聞こえる。2階の音も1階に聞こえる。


音に関してはその通りです。
さらに高気密高断熱住宅の場合は、室内の音が結構響きやすいのも手伝ってると思います。
(外の音が聞こえない分、中の音が目立つというのもあると思います)


でもこれは実はあまり気になっていません。
音が気になる状況というのは、どちらかが先に寝ている時か、上階で僕がギター弾いて歌ってる時のどちらか。
寝室は階段から一番遠いところにあるため、実際はそこまで音はあまり届きません。
気になるようなら部屋の扉を閉めてしまえば、ほぼ聞えなくなります。


ギター弾く時、小屋裏で弾くと、直接階段を伝って1階まで音が届いてしまうんですが、2階の和室で扉を閉めて弾くか、寝室で扉を閉めて弾いてると、あんまり大きな音ではないようです。
夜中や早朝に弾くことはないし、最近そもそもあんまり弾いてないので、あまり気にすることもないです。


逆に、声がよく届くため、簡単に呼び合えるのはメリットと言えるかもしれません^^


気になるのは冷気問題のほうで、これは結構実感しましたね。
まだ寒さのあまり厳しくない12月上旬までは良かったんですが、本格的に寒くなってきてからは、2階からの冷気で、リビングが思ったような暖かさにならずに苦労しました。(温度計上は22~23℃になっているんですが、温度差から発生する気流で体感温度が寒く感じられた)
うちはまだ全館暖房前提で考えていたから、2階の温度を上げて1階と同じぐらいにすることによって気流問題は解決したんですけど、全館暖房を考えていないような性能の家だった場合、リビングが暖かくなりにくくて辛いのではと思います。
冷たい空気は下に留まるので、冷房の場合は問題は起きにくいみたいですけど。
高気密高断熱住宅じゃない場合は、階段とリビングの間に扉を設ける等、冷気対策はしておいたほうがいいと思います。


うちも節約を考えたら、扉を設けて1階だけで冷暖房できるようにしても良かったかもしれません。
全館冷暖房するような季節は良いんですけど、ちょっと中途半端な季節は、リビングだけ冷暖房を付けたり消したりしながら運用できればいいのにって時がありました。
この辺りは冷暖房の運用の仕方、家の断熱・気密性能などによって、どうするか考えたほうがいいのではないかと思います。


うちは子供がいないので、子供ならではのあるあるみたいなのがないです。
うさぎがいるので、冷暖房が必須。
ちょっと子供がいるような家庭とは違うのかもしれませんので、そこはご了承ください(^^)

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