岡山のスーパー工務店で建てる高気密・高断熱の家づくり

妻と僕とうさぎで暮らす、岡山での高気密・高断熱の注文住宅をスーパー工務店で建てるまでの記録的ブログです。

設備はなるべくシンプルに③ お風呂、トイレ

お風呂とトイレについては、前のブログでも書いていますが、もう少し詳しく書こうと思います。


お風呂は、タカラスタンダードの標準的なやつで、床だけタフロアという陶磁タイルにしています。



鏡無しの壁面の棚無しのシンプルな構成です。
腰痛もちなので、もしもの時の為に、手摺りは付けてもらいました^^


ミストサウナや浴室乾燥などもついていません。


そもそも、ミストサウナなど、うちは使わないと思います。
浴室乾燥機については、うちには2階の南側に、ウィンターガーデンという空間があります。


※他のお宅の完成見学会の写真ですがこんな感じです。


ここは南面に大きくガラス窓をとっていて、床はタイル。広さは三畳。
夏は庇となって日射を遮り、冬は太陽熱を取り入れるのが本来の役割。
それに加えて、天候に左右されることなく洗濯物を干せます。
そういう場所があるため、お風呂場には干す必要がありません。
湿気の多少多い季節でも、扇風機の風を当てておけば、問題なく乾くでしょう。


浴槽にもジェットバスみたいなものは付けていませんし、テレビもないし音楽も聞けません。
どうしても欲しくなったら、防水性のものを後から買えばいいかなと思っています。
そもそもそんなにお風呂で寛ぐ習慣も無いので、普通に暖かくお風呂に入れて、掃除がしやすいのが一番です。
お風呂をゆっくり楽しみたい時は、日帰り温泉やスーパー銭湯に出かければ良いと思っています。


トイレに関しても、自動開閉や、便座が温まる機能とか、自動洗浄機能とか一切なく、シンプルなタンク式のものです。
ウォシュレットは、なんか汚れそうで嫌だとの妻の希望です^^
自動開閉機能って、そもそも必要かなあ?
全部閉めることって、あんまりないです。
便座が温まる機能が付いていれば、閉めた方が省エネになっていいので、自動開閉機能はあったほうがいいかもしれません。
でも便座が温まる機能も必要性を感じません・・・。
僕は便座カバーを被せて座る方が、冷たくないし、肌触りもいいので、それでいいと思っています。
たまに便座カバーを洗濯しないといけない手間は増えますけど^^


自動洗浄機能(アラウーノみたいなやつ)や、脱臭機能なんかはあったら嬉しい機能だと思いますが、それだけが付いているものは無いでしょう^^
この辺もないならないで、別に良いと思います。
いろんな機能が付いていると、どれかが壊れたりしたら嫌だし・・・。
複雑になればなるほど、壊れる確率は高くなると思います。


それにタンク式のものは、停電でも影響をうけません。
断水しても、上から水をタンクに注げば使えます。
値段が安いだけでなく、そういうメリットもあります。

設備はなるべくシンプルに② 冷暖房編

設備の話、2回目は冷暖房の設備についてです。


うちは、高気密高断熱の家です。
少ないエネルギーで、冷暖房ができます。
冷暖房に使うのは、エアコンのみです。


1階はリビングの1台で、2階は小屋裏に置いた1台のみ。各部屋に空気を流して冷暖房します。
2台だけです。


※違うお宅の完成見学会の小屋裏の写真ですが、こんな感じです。


冷房は、概ねエアコンぐらいしか無いと思いますが、暖房となると、他にもいろいろあります。
代表的なものは、床暖房、薪ストーブ、石油ファンヒーター、石油ストーブ、電気ストーブ、ハロゲンヒーター、電気カーペット、こたつ・・・。


高気密高断熱住宅は、空気があまり逃げていかないので、石油ファンヒーターや、石油ストーブなど、空気を汚染する暖房機器は使ってはいけません。
効率的に部屋を暖めるものとしては、床暖房か薪ストーブ、それから蓄熱型暖房器などもあります。


もちろん、これらを使っても良いんですけど、別途導入コストがかかりますし、メンテナンス面でも心配です。
夏には使えないので、エアコンはエアコンで付ける必要があります。
ということは、エアコンだけで冷暖房できれば一番無駄がないと思います。


最近のエアコンは、ヒートポンプで効率的に冷暖房できたり、省エネ性能が昔のものとは比べ物にならないほど上がっているため、結構省エネな暖房機器に位置付けられます。
電気ストーブや、ハロゲンヒーターや、電気カーペットなどに比べて、随分エコだと思います。


エアコンで暖房されている部屋のイメージは、足元が冷たく、顔の辺りだけ温度が高くなってて、あまり気持ちのいいものではないというものだと思います。
温められた空気は上に上がるので、どうしてもそうなってしまうイメージがあると思います。
しかしこれは従来の低気密低断熱の家の場合で、高気密高断熱であれば、部屋全体の温度が一定になり、このような不快な暖かさにはなりません。
床にも断熱材が入っているので、床暖房と間違えるような足元の暖かさです。
完成見学会でこの感覚は体感しました。
だから床暖房ももちろん暖かいんでしょうけど、そこまでしなくても充分かなというのが個人的な思いです。


エアコンの弱点としては、風が発生するということでしょうか。
でも高気密高断熱の家なら、ある程度温まったり冷えたりした後は、そんなに大きな風はおきず、ゆっくり動いているだけになります。そんなに気にならないと思います。


機械というのは、いつか壊れます。
その時の手間を考えると、広く一般家庭に普及しているエアコンを使うというのは、後々メンテナンスがしやすいと思います。
これからどんどん性能も上がってくるでしょうから、壊れたら新しいものに買い替えれば、もっと省エネになってたりすると思います。


そういうことも考えて、扇風機やサーキュレーターで補助することはあるかもしれませんが、うちは基本的にエアコンのみで冷暖房することにしました。

設備はなるべくシンプルに① キッチン編

住宅には様々な設備が入ります。
キッチン、トイレ、お風呂などの他に、冷暖房設備、換気設備、照明機器、各種電化製品、それから太陽光発電をする場合にはその設備などなど。
普通に暮らす分には必ずしも必要ではないけど、あると便利なものもあります。
例えば浴室乾燥機とか、洗濯乾燥機とか、食洗機とか、いろいろと・・・。


うちは建物の性能自体を高くしたこともあって、設備はなるべくシンプルにしています。
必要最低限のものしか無いといってもいいかもしれません^^
設備というものは、予算があればどこの住宅会社でも大体付けられます。
絶対に使うものは、予算を割いて付けて良いと思うんですが、あれもこれもと付けるとあんまり良い事にはならなさそうなのが個人的な思いです。


まずはキッチン
タカラスタンダードの標準的なシステムキッチンです。


※画像は借り物です


換気扇があって、水洗も普通のやつです。
ガスは、一応コンピュータ制御できるやつを入れてもらいましたが、それ以外はいたってシンプルで、浄水器もなければ自動センサーの水洗でもなく、食洗機もありません。


食洗機は、手洗いするから必要なしと、妻がきっぱり言い切りました^^
僕も洗い物は嫌いではないので、ちょいちょいやりますが、別にそんなに面倒ではありません。

※画像はイメージです。

なので、無しでオッケーです。
機械があるということは、調子が悪くなったり、壊れたりすると、直す段取りや、買い替えとか、面倒なことが起こり得ます
最初からなければそういう心配もありません^^


浄水器・・・もともと浄水器なんてハイカラなもの、今まで使ったことがありません。
岡山は水質が良いので、あまり浄水器を使ったり、ミネラルウォーターを使ったりする習慣がないと思います。
水道水で充分、問題なしです。


それに、浄水器も、カートリッジ交換などの定期的なメンテナンスが必要です。
なるべく面倒なものは排除したいですね。


換気扇は、お手入れしやすいように、一つグレードを上げてもらいました。
自動でどうのこうのという機能はついてなくて、蓋を開けたりする手間が一段階少なくて済んだりとかそういうレベルですが。

※画像はイメージです


もっと上位のやつは、お湯入れたら掃除してくれるのとかもありました。
そういうシンプルな仕組みのなら、ついてても良いのかなと思いますが、あんまり自動でいろいろしてくれるのは、壊れる確率が高そうで、ちょっとためらってしまいます。


ガスコンロは、せっかくなので、そんなに高くないやつですが、一応ハイテクな調理機能が付いているものにしました。

※画像はイメージです


IHは考えませんでした。電磁波は、問題ないとは思いますが、一応なんか嫌なのと、やっぱり火を使って料理するのがわかり易いという考えです。
それから電気とガスと、両方あることによって、どちらかが使えなくなっても、どちらかが残っている可能性もあるということも考えてです。


あまり機械に頼り過ぎると、なんかあった時に困る様な気がするのと、メンテナンスの手間が増えるということ。
大きくこの2つの理由で、なるべくシンプルな設備構成でいこうと心掛けています。

ウサギと暮らす家

うちにはウサギが1羽います。
1歳半の女の子です。


※後半少しおうちの話も出てきます。


うちには子供がいないこともあって、我が子のようにかわいがっています。
ウサギの特徴として、まず鳴かない
ただ、嬉しい時とかに、鼻を「ブウブウ」と鳴らします。
とても小さい音です。
なので、犬や猫やインコのように、うるさくて迷惑をかけることはありません。
1羽で飼うと寂しくて死んでしまうとか言われますが、そんなことはありません。
でも、寂しがり屋なのは本当みたいで、よく、かまってくれとせがんできます^^
(サークルをガジガジ噛んだり、グーッと押したりしてくる)



嬉しい時は足の周りをグルグル周ったり、ピョコっと顔振りながら跳ねたり。
眠たい時はガクガク顔を揺らしながら眠気に耐えてたり。
起きたら伸びをして大あくび!


顔を手で洗ったり、耳掃除したり。
機嫌が悪いとプイッとふてたり!
撫でてあげるとカッカッと歯を鳴らして喜んだり、ペチャンコになったり。
飼うまではわかりませんでしたが、結構感情が豊かです(^^)
とにかく可愛くて仕方が無いのです(^.^)


※うちに来たばかりの生後2ヶ月ぐらいの写真です


それから、匂いがあまりありません
ウンチや、ウサギ本体からはほとんど匂いがしません。
おしっこは、出た直後はアンモニアの匂いがしますが、トイレシートなどが吸収してしまえば、ほとんど気になりません。
エサの牧草の香りがちょっとするぐらいです。
エサ代も高くないです。家計にも比較的優しいです。


また、トイレは、基本的に決まったところでしてくれるので、手入れは比較的楽です。
たまに、トイレ以外で粗相をすることはありますが^^



うちはケージと、それにサークルを連結させて、庭付き一戸建て状態で室内飼いしています。
今のコーポの6畳のリビングの、2畳半ぐらい占拠されています^^


しかしひとつ気を付けなければいけないことがあって、温度と湿度の管理が大事なのです。
ウサギは見ての通り、全身毛に覆われているので、暑さにはめっぽう弱いです。
人間のように汗をかいて体温を下げることができません。
耳から放熱したり、地べたに腹ばいになっていくらか放熱しますが、真夏は限界があります。
大体15℃~26℃ぐらいにしておかないと、弱ってしまいます。
体調を崩すと、あっという間に死んでしまいかねない弱い生き物なので、真夏や真冬、それに季節の変わり目なんかは特に気を付けてあげないといけません。



そのため、夏は基本的にエアコンつけっぱなしです。
冬も暖房に気を付けないといけません。
当然、出かける時もつけっぱなし。
10月に入っても、日中出かける場合は、窓も閉めっぱなしにしないといけないので、天気が良い日はまだエアコンが必要です。


つまり、ウサギは人間以上に快適な温度設定が必要なのです。
ウサギが快適に過ごせる家は、人間にとっても快適な家だと言えます。
そのためにも、光熱費がなるべくかからず、冷暖房できる高気密高断熱の家が必須だったのです。


ペットのウサギの寿命は10年ぐらいと言われていますが、環境が良ければもっと長生きするといいます。
うちのウサギもなるべく長く、元気に暮らして欲しいなと思います。
ウサギのために家を建てるわけではありませんが、きっとウサギにも快適な家が出来ると思います。



新居、楽しみにしててね♪

断熱の効果を実感!

秋雨前線や台風の影響で梅雨のような天気が続いてますが、10月に入ってやっと1日天気が良い週末を迎えることができました。


気温は30度を超えるぐらいで、真夏とまではいかないまでも、結構暑い日でした。


8月末ぐらいに断熱施工を終えた我が家。
その後に何回か訪れた日は、いずれも曇りで気温が低い日だったので、あまり断熱の効果は実感できていませんでした。


先週行った時も涼しい日だったのです。


1週間ぶりに玄関を開けます。
中へ入ると、ちょっとヒンヤリしてました!
ちょっと大げさに言うと、真夏に鍾乳洞に入った感じです。
ちょっと大げさです 笑
でも確実に涼しかったです。



完成見学会とかで真夏に岡山のスーパー工務店の建てた家に入ったことはあり、確かに涼しかったのですが、さすがにエアコンを入れていたため、自然の断熱効果は実感できていませんでした。
うちは当然まだエアコンも入ってなく、窓も閉めっぱなしです。
陽当たりも決して悪いわけじゃなくて、朝から日光にさらされてます。


でも中はヒンヤリと涼しいぐらいでした。
しばらく中にいましたが、過ごしやすかったです。
高気密高断熱住宅の効果を実感しました!
完成がますます楽しみです。


さて、今回変化のあった点は、石膏ボードが天井に貼られていました。
それから、各部屋の壁が出来たりしていました。
天井や壁ができると、それぞれの部屋の広さがより実感できるように思いました。



2階や小屋裏の天井にも石膏ボードが貼られていました。


※床に穴が開いているのは、小屋裏エアコンの風を2階の各部屋に送るファンを付けるためです。

それから2階トイレの排水管や、キッチンの換気扇の排気ダクトが通っていました。


2階からの排水の音を軽減するために、防音シートが排水管に巻かれています。


それから外は外壁を貼るための準備が始まっていました。
縦胴縁が打たれてます。


二重化するために、もう一度透湿防水シートのデルタベントを巻いて、それからレールを敷き、ホワイトレンガを並べていきます。


レンガが搬入されるのは来週ぐらいかなあ。
楽しみです(^^♪