岡山のスーパー工務店で建てる高気密・高断熱の家づくり

妻と僕とうさぎで暮らす、岡山での高気密・高断熱の注文住宅をスーパー工務店で建てるまでの記録的ブログです。

岡山のスーパー工務店の家の性能②

続きを書きます。


4.基礎




ベタ基礎。主配筋は通常のものより太めの配筋を使い、強度を増している。
床下換気。お風呂のみ基礎断熱で他は床下断熱です。
プラットフォームには断熱材を敷き、床下換気による通気性と、冬場でも底冷えしない断熱性の両立をはかっています。
強度を下げないように養生期間をしっかり取ります。アンカーボルトには半永久的な耐久性をほこる「ドブ漬け溶融亜鉛メッキZ55仕様」のものを使っています。



5.断熱材
吹付け式の現場発泡硬質ウレタン(30倍発砲)。技術の高い専門業者が施工し、しっかり断熱します。


屋根裏、壁など、外部と接触する面は全て断熱します。
施工の仕方によっても、断熱性、気密性能に差が出てくるらしいです。


6.窓・サッシ
YKKAP製の樹脂サッシ。ガラスはペアまたはトリプル。LOW-Eの断熱ガラスのものを使用し、窓からの熱の出入りを少なくします。


7.壁紙(クロス)
ビニールクロス不可。エコクロス、紙、布、シルクなどのものを使用。高価な輸入クロスも扱っています。



ビニールクロス以外のものは、貼るのが技術的に難しく、施工できる職人さんが限られてきます。
また、クロスを貼る時に使用する糊には特殊な天然鉱石を混ぜたものを使っていて、その鉱石から出る遠赤外線効果などで、消臭、アレルギー改善、花粉症軽減、などの効能が確認されているそうです。


8.設備
水回りの設備は、TOTO、クリナップ、タカラスタンダードが主な取引先です。この3社からなら安く仕入れることができますが、他社製品でも付けられますし、コストをかければ造作でオリジナルのものを作ることも可能です。


9.インテリア
壁紙のデザイン、照明、カーテンなど、内装に関することは、インテリアコーディネーターの方が社員にいるので、相談に乗ってくれます。
どうしてもコストとの兼ね合いになりますけど・・・。


長くなったので次回に続きます^^


次回は家の性能最終回。
家と一言で言っても、いろんな要素が組み合わさっているのを実感します。

岡山のスーパー工務店の家の性能①

さて、あとはどんどんと建っていくわけなんですが、改めて、岡山のスーパー工務店が建てる家の仕様について書いてみようと思います。
コスト削減のために、いろいろと相談にはのってくれますが(基本的に値引きはありません)性能にかかわる標準仕様を下げるという変更はしてくれません(^.^)
ここで建てる家の性能は、最低限でも高性能が約束されています。
その分、ある程度のコストはかかります。
ローコスト住宅で安く建てるよりは高いです。でも同じ仕様のものを他の会社や工務店で建てようと思うと、たぶん高くつくと思います。


1.屋根
透湿防水シート(タイベックシルバー)を敷き、その上、屋根を二重化して通気層を設けることによって、暑い時は熱を、寒い時は外部の冷気を届きにくくする効果があります
そのため、夏でも屋根裏が暑くならず、屋根裏収納やロフトを作った時も快適に使えます。断熱効果、遮熱効果が高いです。内側は、発砲硬質ウレタンを吹付けて断熱しているので、断熱性能が高いです。



屋根材は瓦。主に三州瓦を使います。ガルバリウム合板は、長い目で見るとどうしても錆びが発生してしまうため使用しません。
瓦は基本的にメンテナンスフリーで、何十年経っても性能が落ちません
また、太陽光発電にも慎重で、どんどん乗せましょうという昨今の風潮には乗っかっていません。
屋根の上に重たいものを乗せるというのはあまり望ましくなく、初期コストとメンテナンスコストを考えると、今乗せるべきかどうか、しっかり考えて乗せるべきというスタンスです。今後、更に高性能な太陽電池が出来たり、もっと小型化してくる可能性もあり、その時に改めて乗せてもいいんじゃないかと思っているようです。
決して乗せないというわけではなく、希望があればしっかり乗せてくれます(その時の施工もしっかりしています)
簡単に言うと、「頑丈でメンテナンスの心配がなく、断熱性能が高い」


また、屋根勾配は基本的に6寸勾配になります。
通常、5寸勾配以内で、6寸勾配からは急勾配扱いとなり、割増料金がかかる場合が多いらしいんですが(施工できる職人さんが限られてくる)割増料金無く6寸勾配での施工が可能らしいです。
6寸勾配の屋根をもつ家は、見たらわかると思いますが、見た目が良いです(^.^)




2.外壁
透湿防水シート(デルタベント)で覆い、さらに二重化し、通気層を設けることによって、断熱性、遮熱性を高めています。
また、外壁が損傷し、ヒビなどができ、そこから雨水が侵入したとしても、通気層を水が抜ける為、直接構造内に雨水が侵入することが防げます。
外壁材は


サイディング(ケイミュー製。耐用年数20~30年ぐらいの親水コート以上のものを使用。)


軽量気泡コンクリート(パワーボード)


スライスレンガ


塗壁(最近はあんまり推奨していないみたいですが)


陶製外壁(特許取得)


の中からコストに応じてチョイス。



3.工法
2×4(ツーバイフォー)工法(木造枠組壁構法)。工場で製造したパネルを組み合わせて建てる工法。柱と梁で支える在来工法と違い、壁などの面で支えます。
そのため、強度が出やすく、耐震性能が高い。気密性も上げやすいそうです。特に岡山のスーパー工務店は、独自に強度を出すために2×6にし、通常の住宅の1.5~2倍ぐらいの木材を使用しているそうです。耐震等級は3等級。さらにオプションで制震ダンパーなどを付ければ、もっと強くすることができます。


長くなってきたので、次回に続きます^^


次回は家の性能その2です。
断熱性能についてなど書いてみます。

ローンを組む

もう着工開始していますが、岡山のスーパー工務店には契約時に契約金としての100万円しか払っていません。


中間払いと、引き渡し後に残りと、あと2回ぐらい払うことになります。
もちろん現金一括では払えませんから、ローンを組みます。
事前に仮審査は通過しているので、今度は改めて本審査
中間払いのためのつなぎ融資もしないといけません。
土地代を払った時もそうでしたが、また信じられないような金額が動くことになります(@_@;)


今は金利が史上最安値と、住宅ローンを組むには優しい時代です。
変動型金利にするか、固定型金利にするか、皆さん迷うと思いますが、うちは固定型金利にします。
金利の変動を気にせず、コツコツというのが性格上向いていると思うからです。


保険のことなど考えるべきことがたくさんあります。
一つずつクリアしていって、快適な新居生活が始められたらいいなと思います(^^)


次回からは岡山のスーパー工務店の家の性能について、何回かに分けて書いていこうと思います。
高性能住宅とはどんなものなのか?参考になればと思います。

上棟祭に向けて

お盆明けの8/20上棟祭の予定です。
略式的なものなので、餅投げしたりとか、そこまでのものではありません。
工務店スタッフと、大工さん、施主の親族などが集まり、上棟のお祝いをしたり、これからの工事の無事を願ったり、工事に関わる人達の顔合わせ会みたいな意味合いがあります。
最近では地鎮祭すらしないところもあるみたいですけど、節目節目でこうやって顔を合わせるというのは良いと思います。
お金はかかりますけど 笑


用意するものは、お清めに使う洗い米粗塩
皆で食事をするので、お弁当お茶
それから手土産御祝儀


御祝儀は相場がいろいろだと思いますが、社長と棟梁には1万円
他の社員さんと大工さんには5千円ずつお渡しするつもりです。


お弁当は現地から車で10分ぐらいのところにある評判のお弁当屋さんにお願いしました。
食べてみましたが、安いのにいろんな種類のおかずが入ってて、炊き立てのわかめご飯を入れてくれて、とても美味しかったです♪

※500円の唐揚げ弁当


※430円のささみフライ弁当

予算1000円ぐらいで作ってもらうことにしました。
普通のが500円ぐらいなので、きっと豪華でボリュームあるのを作ってくれると思います。


お土産には地元の名産大手饅頭と、梅酒EBISビールの詰め合わせ。
地元のお菓子って、地元の人はあんまり食べないと思うので^^
皆さん、よろこんでくれたらいいなあ(^^)


次回はお金の話。ローンの話です。
ボチボチローンの本審査も近い時期です。

電気配線現地最終打合せ

上棟後、初めて現地を訪れました。
ほんとに建ってます!凄いなあ!



屋根にはが乗せてありました。


現場監督のHさんと、電気屋さんが来てくれてました。
電気屋さんは以前同じ住宅街の中古住宅に住んでおられて、今は少し離れたところに岡山のスーパー工務店の家を新築して住んでるOB施主さんらしいです(^.^)


とりあえず、意味もなく、家の周りをぐるっと一周してみました^^


※瓦がズラッと並んでました。


あまり感慨にふける間もなく打合せスタートです。
現場を確認しながら図面と照らし合わせて確認していく作業です。


前回の打合せからいろいろ考えて、見直しをしてきました。
その修正を伝えつつ、実際の位置を確認しつつ・・・。


※ここは洗面所、脱衣所、お風呂辺りです。


変更したところは、玄関の照明と、シューズクロークの照明のスイッチの位置が別々の場所にあったので、それを一か所にかためました
その方が一気に付けられると思いましたので。


それからリビングの入り口に階段もあるんですが(いわゆるリビングイン階段です)その部分に、リビング、小上がりゾーン、キッチンのスイッチを集約させたいなと思ってました。
でも階段の脇に配線が通る隙間がないみたいな話になって、難しそう??
結局良い方法を見つけたらしいので、オッケーでした^^
現場監督と電気屋さんと、現地で見ながら検討してるからこそできることです。


しかし直射日光が当たらないとは言え、さすがに真夏なので暑いです!
風が抜けると多少涼しいですけど。
この後サッシが入って、断熱施工が終わるとだいぶん違うらしいですが。


※施工されるのを待つ樹脂サッシ

※打つ部分によって色分けされている釘


次に苦戦したのがテレビ周り。


事前に購入予定のテレビボードとテレビを配置して寸法を書いた図を自作して持っていきました。
それを見てもらいながら、どこにコンセントを付けるのが良いのか、皆で検討。
結果的には、右側の棚にアンプや録画機などを乗せるので、その辺りにコンセントを付け、その背面の板を切って、コンセントに差せるようにしようということになりました。


2階にはハシゴで登ります。
2階はそんなに難しいところはありませんので、サクサクッと決まりました。
小屋裏も登ってみました^^



奥まで行ってみましたが、広々です!
居室としてカウントされないように、天井高は最大で140cmですが、座ってなんかするには良い空間になりそうです。


そんな感じで、実際にここがこれからリビングになるのか~、キッチンになるのか~とか、広さ感覚などを実感しながら歩きました。


※ここはリビングと小上がりの畳ゾーンになります。


結局お昼過ぎまでかかりました^^
もうこれで最終決定なので、よっぽどのことが無い限り変更はしません。
配線作業が終わると、吹付けウレタン断熱が施工されて、かためられてしまいます。


他のかたの建築日誌で見てますけど、綺麗な配線をしてくれる電気屋さんです。
暑い中大変な作業になりますが、よろしくお願いします<(_ _)>


次回は上棟祭に向けての準備の様子。
何を用意するのか、何をするのか?