岡山のスーパー工務店で建てる高気密・高断熱の家づくり

妻と僕とうさぎで暮らす、岡山での高気密・高断熱の注文住宅をスーパー工務店で建てるまでの記録的ブログです。

高気密高断熱住宅で冷房24時間つけっぱなし(後編)

1F・小屋裏とも「自動」設定でエアコンをつけっぱなしにしました。


工務店のSさんのアドバイスでは、小屋裏は1Fより2℃ほど低めの温度設定で運用するのがいいそうです。
そうすると1Fに上からの冷気が降りてくるため、1Fのエアコンもボチボチ運転になり、2台ともジョギング状態で運転できるらしいです。
冬はこの逆がいいそうです。


「自動」設定で動かすと、思ったより寒くなってきたので、1Fはプラス1.5℃設定。
小屋裏は温度補正なしの「自動」です。


これで1日運用してみましたが、1Fは、数十分ごとに30秒ぐらい、ゴーッと風を噴出することがありますが、他はじんわり冷気を出しているか、何も出さずに待機しているかという感じです。
ゴーッと出る風もそこまで冷たい風ではないので、少しの間なら当たっても苦ではないです。


2階はどの部屋も同じ温度で、しっけた感じはしません。
小屋裏は2階よりちょっとだけ涼しいです。


特に寒くなることもなかったので、その日はそのままつけっぱなしで寝ました。
朝方、寝てるとちょっと寒かったかな・・・。
布団を掛け直したりしました。
起きた時は少しだけ乾燥を感じたかなあ?
2階には温湿度計を置いてないのでわかりませんが・・・。


1Fは24℃ぐらいで快適でした。
湿度計は65%とか70%とかになってましたが、数値ほど湿気は感じないです。


窓を開けると、外のほうが気温は低いんですが、湿気がやはり強い。
あまり爽やかな空気感ではないので、このまま窓は開けずにエアコンつけっぱなしです。


仕事して夜帰ってくると、うわ~涼しいなあ~というほどは涼しくないです。
でも肌感覚で、快適な空気感であることがわかります。
ジメジメしてないし、暑くもなく寒くもない。


温度計を見ると、25℃で湿度70%だったりしますけど、ほんとかな?と思います。
おそらく空気の温度と湿度だけでは測れないものがあるんだと思います。
快適なので、エアコンの設定はそのままにしてます。


ただ、寝て起きた時ちょっと寒かったので、寝る前に天井のファンを止めることにしました。
それでも朝はちょっと寒かったなあ・・・。
小屋裏のエアコンの設定をプラス1℃に変更しました^^


まだ夏本番前だし、いろいろ試しながら生活しています。
電気代もどれくらいかかるかわからないし、まだちょっと不安です。
それでもうさぎのはやちゃんは、ずっと快適そうにしてくれてますし、人間も快適そのものです。


3日間ぐらいエアコンつけっぱなし運転した結果、家の壁や床や天井、構造、芯まで温度が均一になって、湿気もとれたんじゃないかな?と思っています。
初日に感じた冷えた感じと、今の空気感とでは、ちょっと違うように思います。
今の空気感は、春とか秋のような感じなんです。


温度計は空気の温度しか測ってくれませんから、それだけだと肌で感じる感覚まではわからないんじゃないかなと思います。
壁や天井や床の輻射熱とか、その辺の違いなのかもしれません。
数日エアコンつけ続けて、家が馴染んできたのかな。
凄く快適です!


この調子でジメジメした梅雨を乗り越え、暑い真夏も快適に過ごせたらと思います。
電気代も思ったよりかからなかったらいいなあ・・・。
また定期的にレポートしようと思います(^.^)

高気密高断熱住宅で冷房24時間つけっぱなし(中編)

ほんとは梅雨明けぐらいからつけっぱなし運転する予定でしたが、湿気を強く感じるようになったため、エアコンの運用に踏み切りました。


うちは小屋裏に1台、1Fリビングに1台、14畳用ぐらいのダイキン製のエアコンが付いています。
小屋裏の床にはファンが付いていて、2階の各部屋にエアコンから出た冷気が吹き込むようになっています。


最初は1Fのエアコンを「冷房」「27℃」
風向きは上下スイングで回しました。
2Fも同様。


比較的早い段階で冷たい空気が流れ込み、小上がりの畳エリアはあっという間に涼しくなりました。
それでもリビングに置いている温度計の数値はあんまり変化はなく、25℃ぐらい。
そのうち徐々に下がってきましたが、小上がり部分のエアコンの風が当たるところは寒いぐらい。
壁に風が当たって跳ね返るのか、結構広い範囲風が当たって寒いぐらいです。
それでも温度計の数値はあまり下がって無く、エアコンから遠いキッチンあたりはそんなに寒くなく、ちょうどいいぐらい。


すぐに風は落ち着くだろうと思ってたんですが、結構長いことゴーゴー出てました。
風があたって寒いので、「風ないす」機能を使って、風向きを上方向に固定しました。
それでも壁を伝って小上がりの半分のエリアは風があたる^^


気温自体は24℃ぐらいなので、これ以上下げる必要もありません。
湿度を下げたいなと思いますが、ドライ機能は電気代がかかるというイメージがあって躊躇してました。


1日目はそんな状態で、寝る時にはスイッチを切りました。


起きると室温は寝る前から少しだけ上がってて、湿度もそのまま。
空気感はちょっとだけ蒸しっとした感じ。
外も湿気だらけなので、再び冷房のスイッチをオン。


その日の夕方に工務店のSさんが別件で来てくれた時に聞いた話では、ドライモードにも2種類あって、再熱除湿というものは、冷やして水分を抜いた後に、再び暖めてから部屋に戻すため電気代がかかるけど、弱冷房除湿というものは、再熱しないため、電気代は冷房よりかからないということでした。
うちのダイキンのエアコンは、弱冷房除湿というやり方なので、ドライを使ってみることにしました。


すると風は一気に弱くなり、すーっと湿気が無くなっていく感覚がありました。
その分温度が下がり気味になるため、設定をプラス1℃ぐらいにしました。
これだと風があんまりないので前より快適です。


合わせて小屋裏もドライ運転に切り替えました。


1Fはちょっと冷え気味だったので、この日も寝る前にはスイッチを切って寝ました。
小屋裏はつけっぱなし。


起きるとちょっと寒かったかな?
湿気がだいぶんなくなってる感覚でした。


1Fに降りるとまた元の通り、ちょっと不快な空気感。
(とは言っても2Fに比べてというレベルで普通に過ごそうと思えば過ごせるレベル)


もう一個気になる機能に、「自動」というのがあります。
これはエアコンが自動的に判断して、冷房、暖房、ドライを使い分けてくれるそうです。
ドライが含まれているということで、思い切って「自動」で運用することにしました。


次回に続きます。

高気密高断熱住宅で冷房24時間つけっぱなし(前編)

最近のエアコンはとても省エネ化されており、昔ほど電気は食わないようになっています。
昔は真夏でもクーラーを付けるというのは、なかなかのことであり、ちょっとした罪悪感すら覚えることでした^^
扇風機ぐらいあれば、なんとかエアコンなしでも生活できなくはないんでしょうけど、うさぎがいる我が家ではそれもできません。
夏場は基本的にはエアコンつけっぱなしです!
これは前の賃貸のときから同じです。
ただ、賃貸の時は、留守中はうさぎがいるリビングだけ閉め切って、在宅中は隣接するダイニング・キッチンとの2部屋だけ冷房したり、寝る時は隣接する和室との2部屋だけ冷房したりしてました。


最初は電気代が来るのが恐怖だったんですが、初年は7月がマックスで14000円ぐらいだったかな?
2年目は7月と8月が9000円ずつぐらいだったかなあ・・・。
思ったよりかからなかったのです。
おかげで部屋の中はいつも快適でした^^


冷房の設定温度は、27℃にしてました。


エアコンは、つけた時から設定温度になるまでの間、全力で運転するので電気をものすごく食います。
設定温度に到達したら落ち着いて、あとはその温度を維持するために、ボチボチ運転するため、電気の消費量はかなり減ります。


24時間つけっぱなしだと、この維持運転の状態だけになるため、思ったよりは電気を食わないわけです。
とは言っても、一日数時間ぐらいしか使わないのに比べたら電気の量は多いと思いますし、家の断熱・気密性能が低いと、外気の熱をどんどんもらってしまうため、温度を維持するための電力消費量も増えることになります。


賃貸の時は低断熱・低気密ではあったと思いますが、そこまで低でもなかったのかなあ?
エアコンも比較的新しそうだったし・・・。
この辺の見極めを誤ると、大変電気代がかかることになってしまいます。
目安としては、いったん冷えた状態でエアコンを切った時に、すぐに部屋が暑くなるようなところだと、かなり断熱・気密性能が低いと思われるので、24時間運転は考えたほうがいいと思います。
うさぎがいるとそうも言ってられませんが。


そういう事情もあるため、家の断熱・気密性能は高い方がいいわけです。
前置きが長くなったため、実際に使ったレポは次回にまわします<(_ _)>

高気密高断熱住宅の過ごし方(6月上旬~梅雨)

引っ越ししてから2ヶ月半が経ちました。
季節も徐々に夏に向かっていき、今は梅雨の真っ最中です。
さて、高気密高断熱住宅に住むのは初めてなので、その過ごし方について書いてみようと思います。


前回は5月頃の良い季節の過ごし方について書いてますので、そちらも参考にしてみてください。



6月上旬、比較的早めに中国地方も梅雨入り宣言がなされました。
しかし、梅雨入りとは裏腹に、しばらくカラッとした良い天気の日が続きました。
その時は、5月と同じように、朝晩は窓を開けて外気を取込み、日中は閉め切って室温が上がらないようにするという過ごし方で概ね快適に過ごせました。


一時、日中の気温が30℃ほどになる予報で、妻も僕も仕事で誰も家にいないという日が何日かあって、うさぎが心配なのでエアコンの入タイマーをセットし、午後から冷房を入れた日がありました。


その日も陽が暮れて外気が涼しくなったらエアコンを消して外気を取り込んで過ごしました。


この時の室温は22℃~25℃。
湿度は50%~60%ぐらい。


6月の後半から本格的に梅雨らしい気候になりました。
気温はさほど高くないですが、湿気がとにかく高く、ジメジメした空気感が気温以上に蒸し暑さを感じるようになりました。
窓を閉め切っていても、吸気口からは外気が入ってくるので、部屋の中の湿度も70%ぐらいまであがってしまいます。
かといって、窓を開けたところで大して効果はありません。


人間的にはまだ我慢できますが、うさぎは湿気も苦手なので、冷房をかけることにしました。
迷ったのは、どのように冷房を使っていくかということ。
いろんな方法を日替わりで試しました^^


①1Fのエアコンのみを稼働させ、寝る時はスイッチを切る。
出かける時にタイマーでスイッチを入れる。

⇒朝起きた時に1Fがまあまあ気温と湿度が高くなってました。(25℃ぐらいで70%とか)
結局朝にエアコンのスイッチを入れることに。


②1F・2F(小屋裏)両方稼働させ、寝る時はスイッチを切る。
⇒朝、気温はそれほど上がってないものの、やはり湿度の影響か、ちょっと不快な空気感。


③1F・2F(小屋裏)両方稼働させ、寝る時は1Fだけスイッチを切る。
⇒①と同様な結果。2Fの冷気が下に降りるかな?と期待したんですが、あまり効果なかったようです。


④1F・2F(小屋裏)冷房24時間つけっぱなし
⇒快適です。カラッと爽快。ただ、起きた時にちょっと寒かった^^温度調節やら小屋裏から各部屋へ風を送るファンの使い方やらを考える必要ありかな。


まだ最高気温が30℃超える日はほとんどないので、結果的には湿度を気にしなければ、朝晩窓開放で、まだまだ乗り切れるような気がします。
でもまあせっかくの高気密高断熱住宅だし、全館冷房24時間をやってみたいという思いもあったので、先週末ぐらいから結局1・2Fとも24時間つけっぱなしで過ごしています。
次回はその模様を書いてみようと思います。

入居後WEB内覧会⑧ 脱衣所/お風呂


脱衣所は洗濯機を置いたらこんな感じです。



正面の窓枠が結構分厚いので、お風呂に入る時にメガネを置いたり、着替えを置いたりもできますし、洗濯機に置いたりもします^^


奥の稼動棚はタオルを置いたり、洗剤やら柔軟剤やら下着やらを置いています。

換えの下着やタオルがあるので、お風呂に入る時に手ぶらで来れます。
が、実際には手ぶらでは来ません。
ちょっと前にも話題にしましたが、ブルートゥース付のスピーカーとラジコをかけるためのスマホを持っていきます。


バスタオルは斜めになった壁面に付けてもらった施主支給の白いタオルハンガーにかけてます。
洗濯機の横の狭いスペースに体重計。
入浴後にチェックです。全然減ってくれません(>_<)



お風呂はちょっと後付けの棚が増えました。

髭剃りやシェーバージェルなどを置いておく棚を設置。
これは吸盤式の安いやつです。
後付けなら好きな高さに付けられるし、取り外しも位置の修正も自由です。
何より安く済ます。



あとはいろいろと洗剤やらスポンジやらを置いてます。
特に不自由なく、普通に使えてます。