岡山のスーパー工務店で建てる高気密・高断熱の家づくり

妻と僕とうさぎで暮らす、岡山での高気密・高断熱の注文住宅をスーパー工務店で建てるまでの記録的ブログです。

岡山のスーパー工務店ならではのもの① 小屋裏エアコン

3回ぐらいに分けて岡山のスーパー工務店ならではのものについて書こうと思います。
似たようなものは他のビルダーでもあるのかもしれませんが、基本的に独自のノウハウによって実現可能な、この会社ならではのものだと思います。
他のビルダーを選んでしまったら、なかなか付けられなかった機能です。


1回目は小屋裏エアコンについて



高気密高断熱の住宅というのは、家全体を魔法瓶のように断熱材で包むことによって、少ないエネルギーで冷暖房できます。
それから冷気や暖気が偏りにくいので、各部屋にエアコンをおかなくても、どこか中心に置いた冷暖房機で家全体を冷暖房するということが可能です。


床暖房や、全館冷暖房の仕組みはいろいろありますが、岡山のスーパー工務店では、小屋裏にエアコンを置いて、それで全館を冷暖房するというシステムを構築しています。
小屋裏に普通のエアコンを1台置き、床に穴を開け、そこにファンを取り付けます。
そのファンを通して、2階の各部屋に冷気や暖気が行きわたるシンプルなシステムです。
導入コストもエアコンの設置以外では、ファンや場合によってはダクトを付けるだけなので、そんなに高くありません。
各部屋にエアコンを付ける必要がないため、エアコンの台数を抑えることができます。
1台だけでは壊れた時に困るのと、1階の暖房効率がやや悪いので、1階のリビングにもう1台エアコンを置くのが良いみたいです。
延べ床面積40坪ぐらいの家で、エアコン2台だけで全館の冷暖房をまかなえます。
このシステムは最初知った時にとても魅力的に思いました。


全館冷暖房の一般的なデメリットは、どうしても大がかりな装置になってしまいがちなので、導入コストが高くつくこと。
それから広く普及していない装置なので、メンテナンスをお願いできる業者などが限られてくる、などです。


その点、広く普及しているエアコンであれば、メンテナンスの心配も少なく、専門の業者でなくても新しく買い替え可能。
また、導入コストも安いです。
ヒートポンプを使えるようになって、エアコンの省電力化はかなり進み、ランニングコストも安いです。


このシステムを導入するには、小屋裏のあるプランである必要があるのと、屋根の遮熱性が高く、夏に暑くないようにする必要があることと、建物の気密性・断熱性が高いことが大前提になります。
シンプルな仕組みで高い効率性とメンテナンス性を確立しているこの小屋裏エアコンのシステムは派手さは無いですが凄いと思いました(^^)

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