岡山のスーパー工務店で建てる高気密・高断熱の家づくり

妻と僕とうさぎで暮らす、岡山での高気密・高断熱の注文住宅をスーパー工務店で建てるまでの記録的ブログです。

設備はなるべくシンプルに② 冷暖房編

設備の話、2回目は冷暖房の設備についてです。


うちは、高気密高断熱の家です。
少ないエネルギーで、冷暖房ができます。
冷暖房に使うのは、エアコンのみです。


1階はリビングの1台で、2階は小屋裏に置いた1台のみ。各部屋に空気を流して冷暖房します。
2台だけです。


※違うお宅の完成見学会の小屋裏の写真ですが、こんな感じです。


冷房は、概ねエアコンぐらいしか無いと思いますが、暖房となると、他にもいろいろあります。
代表的なものは、床暖房、薪ストーブ、石油ファンヒーター、石油ストーブ、電気ストーブ、ハロゲンヒーター、電気カーペット、こたつ・・・。


高気密高断熱住宅は、空気があまり逃げていかないので、石油ファンヒーターや、石油ストーブなど、空気を汚染する暖房機器は使ってはいけません。
効率的に部屋を暖めるものとしては、床暖房か薪ストーブ、それから蓄熱型暖房器などもあります。


もちろん、これらを使っても良いんですけど、別途導入コストがかかりますし、メンテナンス面でも心配です。
夏には使えないので、エアコンはエアコンで付ける必要があります。
ということは、エアコンだけで冷暖房できれば一番無駄がないと思います。


最近のエアコンは、ヒートポンプで効率的に冷暖房できたり、省エネ性能が昔のものとは比べ物にならないほど上がっているため、結構省エネな暖房機器に位置付けられます。
電気ストーブや、ハロゲンヒーターや、電気カーペットなどに比べて、随分エコだと思います。


エアコンで暖房されている部屋のイメージは、足元が冷たく、顔の辺りだけ温度が高くなってて、あまり気持ちのいいものではないというものだと思います。
温められた空気は上に上がるので、どうしてもそうなってしまうイメージがあると思います。
しかしこれは従来の低気密低断熱の家の場合で、高気密高断熱であれば、部屋全体の温度が一定になり、このような不快な暖かさにはなりません。
床にも断熱材が入っているので、床暖房と間違えるような足元の暖かさです。
完成見学会でこの感覚は体感しました。
だから床暖房ももちろん暖かいんでしょうけど、そこまでしなくても充分かなというのが個人的な思いです。


エアコンの弱点としては、風が発生するということでしょうか。
でも高気密高断熱の家なら、ある程度温まったり冷えたりした後は、そんなに大きな風はおきず、ゆっくり動いているだけになります。そんなに気にならないと思います。


機械というのは、いつか壊れます。
その時の手間を考えると、広く一般家庭に普及しているエアコンを使うというのは、後々メンテナンスがしやすいと思います。
これからどんどん性能も上がってくるでしょうから、壊れたら新しいものに買い替えれば、もっと省エネになってたりすると思います。


そういうことも考えて、扇風機やサーキュレーターで補助することはあるかもしれませんが、うちは基本的にエアコンのみで冷暖房することにしました。

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