岡山のスーパー工務店で建てる高気密・高断熱の家づくり

妻と僕とうさぎで暮らす、岡山での高気密・高断熱の注文住宅をスーパー工務店で建てるまでの記録的ブログです。

太陽光発電を乗せなかったワケ

最近の新築住宅の風潮。
太陽光発電パネルをなるべくたくさん屋根に乗せて、売電収入をローンに充当しましょう!というのがあると思います。



いろんな人の入居後の日記などで、今月の売電収入は○○万円あって、電気代はほとんどかかりませんでした!みたいなのを見ると、正直羨ましいなあと思います 笑


僕も最初は新築するなら絶対太陽光発電パネルを乗せようと思っていました。
売電収入もあるんですけど、自然のエネルギーを有効に活用するというのは、エコの観点から言っても素晴らしいことだと思うので。
これからどんどん自家発電力があがれば、原発なんかに頼らなくても電力を賄うことができるようになるんじゃないかなあとも思います。


でも結局うちは太陽光発電パネルは1枚も乗せないことにしてしまいました・・・。


理由はいろいろあるんですが、まず一番大きな理由。



見た目が好きじゃない・・・(^_^;)


※画像はイメージです


最近のシンプルモダン系で、シュッとした片流れ屋根のような形状の家なら太陽光発電パネルも似合うと思うんです。
ただうちの好みの外観は、カントリー風だったり南欧風だったりのかわいい系の洋風の家。
切妻形で屋根には綺麗な瓦が乗っているような家。
スタイリッシュな家は好きじゃないのです。


また、後に性能面についていろいろ勉強していくうちに、屋根は瓦、軒を出す、形は四角、総二階が良い、ということもわかってきました。
そうなると自ずとシンプルモダン系は選択肢から外れました。


瓦葺きの屋根に黒光りする太陽光発電パネルは似合いません。
黒い瓦にすれば少しは紛れるでしょうけど、それでも美しくありません。
そういう理由から乗せたくないなと思ったのが1点。


他の理由としては、メンテナンス性、コスト、耐震性などの観点から。


太陽光発電パネルを乗せるということは、それに付随してパワコンと呼ばれる機械とか、いろいろな電気的な設備が付いてきます。
太陽光発電パネル自体の性能は、たぶんあまり落ちたり壊れたりすることはないでしょう。
ただパワコンの保証は10年が一般的です。もっとも、10年を過ぎたとたんに壊れるということはないと思いますが、機械なのでどうしても壊れたり調子が悪くなったりします。
その度に修理をお願いするなどの手間、コスト、煩わしさがついてまわります。
そういう余計な煩わしさを付けたくなかった。


また、導入するにあたって、どうしても初期コストがかかります。
10年ぐらいで大抵元が取れて、それ以降は利益になるということが言えると思いますが、壊れたり思ったより発電しなかったりしたら、もしかしたら元が取れないかもしれない。
元が取れなくても、エコにはつながるからいいのかもしれませんが、リスクを負いたくないと思いました。


それから耐震性。
屋根に重量のあるものを乗せるということは、耐震性において不利になります。
ガルバリウム鋼板の屋根や、屋根とパネルの一体型のであれば軽いのでいいですが、ただでさえ重い瓦の上にパネルを乗せるのはどうなのかなあという思いがありました。
岡山のスーパー工務店が依頼する職人さんの施工は、しっかりしているので、心配ないとは思いますが、あまり良くないことには変わりないと思います。


今後、もっと技術が発達し、軽量でコンパクトなものが出てくれば、どこかしらに付けてもいいかなとは思います。
しかしやはり見た目が美しくないようにはしたくないです。
家の性能が良ければ、太陽光発電に頼らなくても、電力量はある程度抑えることができます。
それから基本的な節電を心掛けて、なるべく使用電力を抑えていけたらいいなと思っています。


それぞれいろんな考え方があって、良いと思います。
太陽光発電パネルを乗せることについて、特に否定的には思いませんし、エコで素敵だと思います。
リスクの比較的小さい投資とも言えます。
ただ綺麗でオシャレな可愛い外観の家に不似合いなパネルが乗っている家を見ると、ちょっと勿体無いなという気持ちになってしまいます(^_^.)


以上の理由でうちは乗せませんでした。
一番大きな理由は、見た目を重視したということです(^^)

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