岡山のスーパー工務店構造見学会
1月の下旬
完成見学会の次の週は、倉敷市T地区の構造見学会に行ってきました。
構造見学会とは、上棟まもなくの、まだ外壁や内装ができていない状態を見てもらうものです。
断熱材や構造、電気配線など、完成したら見えなくなってしまう部分を見ることができます。
完成見学会には何回か行きましたが、岡山のスーパー工務店の構造見学会は初めてです。
要望があれば、個別でいつでも見せてはくれるようですが、こうやって一般に開放されるのはそんなにないようです。
岡山のスーパー工務店は木造枠組壁工法、いわゆる2×4(ツーバイフォー)工法なので、壁全体で支えます。
梁や柱で支える在来工法とはちょっと違いますが、使っている木材の量などは、一般の2×4工法の家に比べると、随分多いようです。
この状態でも窓や玄関は付いているので、閉め切るとしっかり断熱されます。
この日の外は、曇っててかなり寒かったんですが、玄関を開けた瞬間暖かい。
石油ストーブや、電気ストーブ数台で、一応暖房はしてるんですが、普通ならこれぐらいの暖房機器だと、全然足らないと思うんですが、少ない暖房機器と、そこにいる人間の熱によって、家全体が暖かくなっていました。
後々のメンテナンスのことを考慮して、綺麗に、整然と配線されている電気ケーブル類。
この家は、制震ダンパーを付けていました。無しでも充分な耐震性があるんですが、多少の地震ではビクともしなさそうです。
壁には全面吹付け式の現場発砲ウレタン(30倍発砲)がビッシリ施工されています。
柔らかそうに見えますが、触ってみるとカッチカチです。
発砲倍率が大きいものは、触るとフワフワしてて、断熱性能も下がるそうです。
岡山のスーパー工務店の断熱材はしっかりしていて、隙間なく施工されています。
2階床の振動を軽減するための吊天井。
今の賃貸コーポのように、2階の音があんまりドンドン響かないようになってます。
二階には
ウィンターガーデンがあります。
総二階ではないので、二階から一階の小屋裏に入れるようになってました。
完成まではまだまだかかりますが、良い家になりそうです。
YKK新製品の2アクション窓がいくつか採用されていました。
内側に倒して通風する開け方、内側にガバっと開く開け方の2種類の開け方ができる窓です。
サッシは樹脂製で、LOW-Eトリプルガラスで、断熱・遮熱性にも優れています。
緑色になっているのは、防蟻処理としてホウ酸塩を塗っているからです。
下からだけでなく、空から飛んでくるアメリカカンザイシロアリへの対策です。
完成後は完成見学会をまた開いてくれるそうなので、どのような仕上がりになるのか楽しみです。
さて、気になる我が家のコストダウンについてですが、いくつか設備面などで減額の余地はありそうなので、また改めて打合せをしましょうということになりました。
なかなかすんなりとはいきませんが、なんとか良い落としどころが見つかればいいと思います(^.^)