岡山のスーパー工務店で建てる高気密・高断熱の家づくり

妻と僕とうさぎで暮らす、岡山での高気密・高断熱の注文住宅をスーパー工務店で建てるまでの記録的ブログです。

入居前WEB内覧会⑯ ウィンターガーデン

2F中央の南側。
もっとも陽当たりの良い場所にウィンターガーデンという空間を作っています。

広さは3畳です。


ウィンターガーデンというと、なかなか聞きなれない言葉だと思います。
岡山のスーパー工務店ならではのものというか、元々はヨーロッパ辺りのパッシブハウスの考え方からできたものらしいんですが、日射熱を有効に取り入れて、家を暖める手助けとする空間です。


外側の窓はLow-Eではない通常のガラスで、熱を取り入れ易いものにしています。
床は熱を蓄熱するために、タイルを敷き詰めています。

内側の窓はLow-E仕様で、熱を通しにくくなっています。


夏場と冬場では太陽の南中高度に結構な差があります。
夏場は高度が高く、直射日光はあまり窓から入って来ません。
夏場は内側の窓を閉めて、熱を家の中に取り入れないようにします。
外部の様な位置づけとなり、1Fの庇のような存在となります。
(そのためウィンターガーデンの真下の部分や周りの壁は吹付け断熱で覆って断熱されています)


冬場は南中高度が低く、南面の窓から日光を取り入れ、床に蓄熱します。
内側の窓は開けて、その熱を室内に取込みます。
こうすることで暖房のエネルギー効率を上げることができます。


厳密にはそのような効果があるんですけど、効果が若干分かりにくい^^


一番わかり易いメリットとしては、天候に左右されない物干し場としての活用です。
陽当たりが良いので、天気が良い日は渇きが早いし、天気が悪くてもそのまま干しっぱなしにできます。
夜間でも雨でもいつでも関係なく洗濯物が干せます。


換気扇も付いているので、回せば湿気が篭るのも防げますし、渇きが悪い時は、扇風機やサーキュレーターなどで風を当てておけばいいみたいです。


横にはあまり広くないですが、奥行きが結構取れたので、複数の物干し竿を付けれる形のホスクリーンを取り付けてもらいました。

おそらく付けたり外したりすることはないだろうということで、固定式のものです。


床は、標準仕様のタイルよりちょっと増額になりましたが、濃いめの緑色のものを採用。
1Fの洗面所と同じような色になってます。

テラコッタ系や白ばっかりになりがちだったので、ここはちょっとアクセントを付ける意味でも違った色合いにしました。


壁紙は湿気が篭りがちになるので、ビニールクロスです。

六角形を並べた白いタイル調のもので、光沢や凹凸があって、本物のタイルっぽくみえて綺麗です^^


照明は安価なアイリスオーヤマのLEDミニシーリングです。
問題なく明るいです。



外に面する窓は、当然カーテンなどないため、夜など外から中が見えてしまったり、中から外が見えてしまったりすると、カーテン屋さんが指摘してくれました。
そこで内側の窓にカーテンを取り付けることにしました。
夜間、閉めるようにすれば、外からの視線も気にすることがありません。


今のところ洗濯物干し場としてしか利便性が実感できていませんが、真冬にどれだけ熱を取り入れることが出来るのか、楽しみにしておきます。

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